レアル・マドリード所属マルセロのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回は元ブラジル代表ディフェンダー、レアル・マドリード所属で背番号12番のマルセロを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/416080.html  https://www.transfermarkt.com/marcelo/profil/spieler/44501 )

マルセロの経歴

マルセロ(Marcelo)は1988年の5月に、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで生まれました。同国の南東部、海沿いの大都市です。

マルセロは2001年からフルミネンセに所属していました。2005年にフルミネンセでトップデビュー。2006年にはリーグ戦29試合に出場しています。

2006-07冬の移籍市場でスペインのレアル・マドリードへ加入します。移籍金は650万ユーロ。ロベルト・カルロスの後継者みたいな感じだったのかもしれません。

2007-08はラ・リーガで24試合に出場となかなか。2009-10には同35試合に出場と、チームの中心選手として活躍していました。

その後も個性的なプレーを披露し続け、マドリーではチャンピオンズリーグ3連覇を含む多くのトロフィーを掲げています。

ブラジル代表ではU-20から召集されています。A代表での主要大会は2014ワールドカップからの出場です。意外と遅めなんですね。代表ではトロフィーに恵まれていません。

マルセロのプレースタイル

個で打開できる超攻撃的SB

そんなマルセロのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。専門的に左サイドバックを担当します。利き足は左のレフティー。

マルセロの身長は174センチです。サッカー選手としては小柄な方ですが、彼はそのボールテクニックで特大のインパクトを残してくれます。

彼の特徴に挙げられるのは、トリッキーなボールタッチです。フェイントを織り混ぜたドリブルやトラップの技術は唯一無二の存在感を放ちます。

足首だけで切り替えすエラシコ、ボールを軸に自ら回転するルーレット、相手を出し抜く股抜き。彼はサイドバックとは思えない華麗なドリブルを披露する選手です。

マルセロほど個人での打開力があるサイドバックはかなり希少です。左サイドで一対一のドリブルを仕掛けると高確率でクロスまで持っていくことができます。

また、ドリブルで左サイドの外側を駆け抜けるだけでなく、内側を走るインナーラップもよく試みるサイドバックです。味方との連携で深い位置までえぐることができます。

相手のマークもズレやすいですし、マルセロ自らゴール前まで進入してシュートを狙うことができますね。

↓トリッキー。

高精度なクロスを両足で

ピッチの外側と内側といろんな場所に顔を出すマルセロは、広い視野を持っていて常にエリア内の味方を意識しています。

タイミングを見て中央に送るクロスボールの精度が高く、なおかつ利き足でない右足でも良いクロスを入れることができます。切り返しも鋭いので、対峙する相手は防ぎにくいです。

2016-17はリーグ戦で10回のアシストを記録しており、サイドバックとしては十分な数字です。彼のテクニックはキックにも存分に現れていますね。

シュートの技術が高い

なおかつマルセロはシュートも上手です。これも両足で打てます。2017年にブラジル代表として、日本との親善試合で決めたボレーのミドルシュートは右足でした。

そうやってエリア外からも狙えますが、ワンツーパスなど周囲との連携でエリア内に進入しキーパーと一対一になるシーンも作り出す選手です。

そんな状況でも冷静にゴール隅へシュートを流し込むことができます。ここまでの積極性とゴールに迫る推進力を持っているサイドバックは本当に貴重ですね。

↓まるでサイドバックの位置にいるウインガー。

↓右足のシュートも上手。

守備の安定感は微妙

マルセロは超攻撃的な選手なので、攻め上がった裏のスペースは常に狙われます。ディフェンス面は粗さが目立つ選手ではありますね。

さらに自陣に引いたときのポジショニングも悪いときがあります。サイドに張りすぎて中央への絞りが甘かったり。センターバックや中盤の選手との連携で上手くやっているのでしょう。

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今回のまとめ

今回は元ブラジル代表ディフェンダー、レアル・マドリード所属で背番号12番のマルセロのプレースタイルなどを紹介しました。

守備重視だったマドリーのソラーリ前監督には使われなかったマルセロですが、ジダン監督からの信頼は相変わらずですね。

そのテクニックは衰えるどころか磨きがかかっているようにも見えます。さらなる活躍に期待しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!