この記事でわかること
今回はバレンシア所属で、元フランスU-21代表ディフェンダーのムクタル・ディアカビを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/501769.htmlhttps://www.transfermarkt.com/mouctar-diakhaby/profil/spieler/346289 )
M・ディアカビの経歴
ムクタル・ディアカビ(Mouctar Diakhaby)は1996年の12月に、フランスのヴァンドームに生まれました。同国の内陸で、少し西寄りにある街です。
ディアカビのサッカーキャリアはUSSAヴェルトゥーから始まりました。2004年に同チームのユースに加入します。2009年から1年だけFCナントに在籍しましたが、のちに再びヴェルトゥーへ。
その後はフランスの名門チーム、リヨンのユースに移籍しました。2014年にU-19チームからリヨンのBチームへ昇格しています。
2016-17にリヨンでトップデビューしました。初年度にリーグ1では22試合に出場。ヨーロッパリーグでは8試合に出場して3得点を挙げるなど、存在感を示します。
2018-19にスペインのバレンシアへ移籍します。1年目はラ・リーガで22試合に出場。諸先輩のもとで大きく勉強できたのではないでしょうか。
フランス代表にはU-19から召集されています。U-20とU-21でも出場歴がありますが、A代表での招集歴はまだありません。
M・ディアカビのプレースタイル
サイズとパワーがあるDF
そんなムクタル・ディアカビのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。中央のセンターバックを専門的に務めます。利き足は右。
5バックの3CBの一角に入ることもあるようです。オプションのひとつとして用意しておくと守備固めで有効でしょうね。
ディアカビの身長は192センチです。サイズはかなりのものがありますね。なおかつ横幅もある、いかにもパワーが強そうな体格を有しています。
ディアカビの特徴に挙げられるのは、やはりその圧倒的なフィジカル能力を生かしたディフェンスにおけるパワフルさでしょう。
特に空中戦の競り合いは強力です。大きくてなおかつ跳躍力もまずまずあるため、正面から空中戦を挑まれても競り負けることは稀では。
長身なうえに加えて接触にも強いので、ハイボールへの対応は本人も自信を持っているのではないでしょうか。
またスピードも遅いというほど遅くはなく、スピード自慢のアタッカー相手でもなければ走り合いでも粘ってくれる選手。そもそもセンターバックの相棒に、彼より走れるタイプがよく配置されますね。
フィジカルが強いディアカビなので、相手選手と並走できればショルダータックルをお見舞いして相手を吹き飛ばすことげできるでしょう。そんなハードなプレーも可能です。
得点力はまずまず
ディアカビは強さがある選手で空中戦を得意にしていますから、攻撃のセットプレーでもターゲットになります。助走ありのディアカビと競り合うとなると守る側も大変でしょう。
またヘディングシュートも相手選手からすると嫌ですが、ディアカビが競り合いの強さを生かしてニアで軌道をそらしたりファーで折り返したりするのも良い味を出しています。
彼は頻繁にゴールを記録するタイプではありませんが、ゴール前での存在感を考えるとディフェンス側も無視できない存在のはず。
↓スペースがあれば強烈なヘッドをお見舞い。
📋🧡⚽ @Diakhaby_5 ejecutó A LA PERFECCIÓN la pizarra del @valenciacf.#LaLigaSantander#HayQueVivirla pic.twitter.com/oHtZiC25PY
— LaLiga (@LaLiga) December 24, 2020
守備の安定感は微妙
フィジカルを生かしたプレーが売りのディアカビですが、守備の安定感に関しては改善の余地があるように感じます。ポジショニングが怪しいときがありますね。
また、キックの精度自体はそこまで悪くないと思いますがバックパスをミスしてしまうことや、トラップが少々大きくなって危なっかしく感じることも。
1つのミスが失点に直結するポジションですから、気を付けていきたいところです。生まれ持った屈強な体格があるので、継続性を身に付ければステップアップできるでしょう。
今回のまとめ
今回はバレンシア所属で元フランスU-21代表、ムクタル・ディアカビのプレースタイルなどを紹介しました。
ディアカビは圧倒的な体格というアドバンテージを持っているので、経験を積めばまだまだ良い選手になっていけると思います。
アンダーカテゴリーの代表にも選ばれているように、素質はあるのでしょう。フランスA代表にも呼ばれる日が来ると良いですね。期待して見守りましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!