この記事でわかること
今回はブラジル代表ディフェンダー、アトレティコ・マドリード所属で背番号12番のレナン・ロディを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/975190.html . https://www.transfermarkt.com/renan-lodi/profil/spieler/476352)
R・ロディの経歴
レナン・ロディ(Renan Lodi)は1998年の4月に、ブラジルのセハナで生まれました。大都市サンパウロから北に少々行った街ですね。
ロディはアトレチコ・パラナエンセのユース出身の選手です。2016年にアトレチコ・パラナエンセでトップデビューしており、この年はブラジル全国選手権の3試合に出場しました。
2018年には出番を大きく増やし、全国選手権は24試合の出場。なおかつコパ・スーダメリカーナでは一次ラウンドから決勝までフル出場して優勝に貢献しました。
2019年にアトレチコ・パラナエンセで公式戦11試合に出場したのち、欧州で言う2019-20にスペインのアトレティコ・マドリードへ移籍しました。移籍金は2060万ユーロ。
加入当初は守備面が疑問視されていましたが徐々に修正。2019-20は最終的にラ・リーガで32試合に出場し、チャンピオンズリーグでもアトレティコの全試合である9試合に出場しました。
ブラジル代表にはアンダー世代での招集はないようです。A代表の公式戦は2020年のワールドカップ予選から出場しています。今後の飛躍にも期待ですね。
R・ロディのプレースタイル
高精度の左足が武器のSB
そんなレナン・ロディですが、ポジションはディフェンダー。専門的に左サイドバックを務めます。利き足は左のレフティー。
過去に少しだけ中盤もやったことはあるようです。3バックのシステムならセンターバックよりウイングバックの方がハマるタイプでしょう。
彼の身長は情報元によって差があり、173や178、179センチだったり。見た目から考えて173センチは小さすぎるかと。Google検索で「Renan Lodi Height」と検索すると、身長178センチと出てきますので参考までに。
ロディの特徴として挙げられるのは、左足キックの精度です。ロベルト・カルロスやマルセロとはまた違うタイプでしょうけど、ブラジル産の攻撃的サイドバックですね。
その正確性は折り紙付きで、セットプレーのキッカーを務めることも多いです。インプレー時はよく大外に張った位置からクロスを蹴り込んできます。
サイドチェンジから大外の彼にボールが渡れば、守備側に寄せられる前に良質なクロスを上げられるでしょう。特に低くて速いボールが得意な印象です。
アーリークロス気味に正確なボールを入れられれば、ゴール前の味方が触りさえすれば得点になりやすいですね。ディフェンダーもキーパーもボールが速い分、対応が難しいです。
↓実に良いクロス。
🔴⚪️ Renan Lodi ➡️ Álvaro Morata = ⚽️#UCL | @atletienglish pic.twitter.com/SwWUliJApz
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) October 30, 2019
自ら持ち上がる推進力がある
正確なクロスボールが持ち味のロディですが、自分でマークを剥がしてボールを持ち運ぶこともあります。サイドバックが仕掛けられるとアクセントになって良いですね。
彼自身スピードがある選手で、なおかつドリブルのタッチも小気味良いものがあります。対峙する相手をいなしてルーレットターンする余裕を垣間見せることも。
また、スプリント力を生かして相手の背後に抜け出す動きもつけるサイドバックです。膠着しそうな空気の中でも、ドリブルやフリーランで一気に流れを変えられる可能性を持っています。
守備は成長が著しい
攻撃面での良さが光るロディは、守備面に関してアトレティコ・マドリードに移籍した当初は課題とされていました。判断が悪くてレイトチャージをしたりと。
ただ、守備組織の構築に長けたシメオネ監督の指導でずいぶんと改善されました。軽率にスライディングせず、現在ではボールホルダーにしっかり食らいつくことができる印象です。
もともとスピードがあって身長も小さくない選手なので、持ち前の攻撃力に成長したディフェンス力が合わされば世界有数の左サイドバックになれるのではないでしょうか。
↓攻守に奮闘するロディ。
🔴 1st #UCL season
⚪️ 1st #UCLMOTM award
🇧🇷 Renan Lodi 👏👏👏 #UCL | @atletienglish pic.twitter.com/F6RQdyrO7S— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) February 22, 2020
今回のまとめ
今回はブラジル代表ディフェンダー、アトレティコ・マドリード所属で背番号12番のレナン・ロディのプレースタイルなどを紹介しました。
ブラジルから渡欧してからアトレティコが1クラブ目のロディですが、早速評価を上げてきています。2019-20チャンピオンズリーグの出来も評判が良いようです。
このままコンスタントに結果を出していけば、ブラジル代表いわゆるセレソンでのレギュラーポジションも掴めるかもしれませんね。要注目です。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!