この記事でわかること
今回はブラジル代表ミッドフィルダー、マンチェスター・U所属で背番号17番のフレッジを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では生まれた年や出身地、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや利き足、身長のほかに得意なプレーや管理人の評価をコメント。
最後のまとめでは、プレースタイルのおさらいや今後への期待をひとことで書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/671862.html . https://www.transfermarkt.com/fred/profil/spieler/191614)
フレッジの経歴
フレッジ(Fred)は1993年の3月に、ブラジルのベロ・オリゾンテで生まれました。リオデジャネイロやサンパウロの北部に位置する街です。
フレッジは育成年代にアトレチコ・ミネイロやインテルナシオナルでプレーしました。2012年にはインテルナシオナルでブラジル全国選手権の28試合に出場しています。
2013/14にウクライナのシャフタールへ移籍。ブラジル人が多いことでも有名なこのチームで経験を積みました。ドーピング疑惑による出場停止処分などありましたが。
加入以降は在籍5年間で3回のリーグ優勝と3回の国内カップ優勝を経験しています。上記の出場停止などが無ければもっと貢献できていたでしょうから残念。
2018/19にイングランドのマンチェスター・Uへ加入。2年目以降に出場を増やし、国内のみならず欧州のカップ戦でもプレー時間を確保しています。2020/21はリーグ戦30試合に出場。
ブラジル代表ではU-20から出場しています。A代表の公式戦はコパ・アメリカ2015から出場していますが、2018W杯はベンチ入りのみでプレー無しに終わりました。
フレッジのプレースタイル
運動量が非常に多いMF
そんなフレッジのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は中央のセントラルミッドフィルダーです。利き足は左のレフティー。
他にも中盤であれば特に制限なく適応できるようで、守備的ミッドフィルダーにもよく入ります。4-2-3-1の中盤2枚などは彼の得意とするところでなはいでしょうか。
フレッジの身長は169センチです。日本人の成人男性は平均身長がこのくらいですから、彼はスポーツ選手としては小柄と言えますね。彼はそこを動きの多さで補います。
彼の特徴に挙げられるのは、ピッチ上のあらゆるところに顔を出せるスタミナです。本当に様々なところに現れ、攻守にわたってチームに貢献してくれます。それも試合を通してです。
守備時にはサイドの深い位置までカバーしに走り、攻撃では時に相手のペナルティエリア内まで進入していきます。豊富な運動量と献身性が魅力の選手と見て間違いないですね。
献身性で言うと、フレッジのディフェンス能力は周囲も評価していることでしょう。味方がボールを奪われるとすぐに奪い返しにアプローチします。攻守の切り替えの早さは相当意識が高いです。
小柄なので肩でぶつかりにいくタックルよりも、ほどほどに接触しながらボールを突いて相手の攻撃をさまたげるプレーが多い印象です。スタミナ豊富なので、延々と追いかけてきます。
ボールを自分で奪いに行くところやピッチの色々なところに動く性質上、隣に動きが少なめの相棒がいた方が輝く選手です。4-3-3のアンカーなどは、穴を作るので向いていさなそう。
なかなかのパス展開力
幅広い位置に動き回って存在感を放つフレッジは守備面での貢献が目立ちますが、攻撃におけるパス繋ぎでも確かな活躍が見込める選手です。
特にボールを奪ってから味方にパスを出し自分も上がっていくプレーは、一気にカウンターに行く人数が増えてチャンスになります。動きが多い彼ならではの持ち味ですね。
ブラジル人ということが関係しているかは分かりませんがキックの技術も一定水準のものがあり、球足の長いパスもそこまで苦手にしていない印象です。
↓球出しでの貢献も。
Tenacious tackling 👊
Forward running 🏃♂️
Inch-perfect passing 🎯That’s our @Fred08Oficial 🇧🇷 pic.twitter.com/uqN9erBlRD
— Manchester United (@ManUtd) March 18, 2020
得点に絡むことも少なくない
セントラルミッドフィルダーならびに守備的MFという役割から考えると、そこまでゴール近くに迫っていく選手は多くありません。ですがフレッジはわりと積極的に上がっていく選手です。
特に味方のサイドアタッカーが相手の守備ラインを押し下げた時、空いたスペースに顔を出してくれます。いて欲しいところにいるのがフレッジ、そういう表現もできるかもしれませんね。
ゴールの近くに迫っていく関係からか得点に直結するプレーもある程度あって、2019/20ヨーロッパリーグの9試合で2得点4アシストと良い数字を残しています。攻守に頼もしいです。
↓球足が長くて美しいアシスト。
From Dean Henderson to the back of the net in under 10 seconds! 😱
⚡️ Rashford finishes off RAPID Manchester United counterattack 🔥@ManUtd | #UEL pic.twitter.com/DGrDpXYnle
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) February 22, 2021
↓ゴールに迫る場所に位置取れてます。
Where does Fred rank amongst Manchester United’s best midfielders? 🤔
🔴 Happy birthday, @Fred08oficial! 🥳 #HBD | #UEL pic.twitter.com/drcdYbYgcj
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) March 5, 2021
今回のまとめ
今回はブラジル代表ミッドフィルダー、マンチェスター・U所属で背番号17番のフレッジのプレースタイルなどを紹介しました。
彼はピッチを自由に駆け回って守備に攻撃に貢献して味方をサポートできる選手で、攻撃では大胆にポジションを上げられる選手とお分かりいただけたかと思います。
クラブチームでも代表でも有数の強豪に所属しているフレッジはライバルも多いです。ただ、似た持ち味の選手はすくないはず。彼なりの色を出して競争を勝ち抜いてほしいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!