この記事でわかること
今回はオランダ代表ミッドフィルダー、パリ・サン=ジェルマン所属のジョルジニオ・ワイナルドゥムを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417537.html . https://www.transfermarkt.com/georginio-wijnaldum/profil/spieler/49499 )
G・ワイナルドゥムの経歴
ジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)は1990年の11月に、オランダのロッテルダムで生まれました。南寄りの街です。
少年期のワイナルドゥムは1997年からスパルタ・ロッテルダムのユースに加入し、2004年にフェイエノールトへ移籍しています。2006/07にフェイエノールトでトップデビュー。
2011/12にPSVへ加入しました。2012/13と2014/15はともにエールディヴィジで33試合14ゴールを記録しています。2014/15にはリーグ優勝にも貢献しました。
2015/16からイングランドのニューカッスルへ移籍。海外初挑戦の1年目からプレミアリーグの全試合である38試合に出場して11ゴールを挙げます。これで引く手あまたに。
2016/17にリヴァプールへ移籍しました。1年目はプレミアリーグで36試合に出場。その後も主力として活躍し、2018/19にはチャンピオンズリーグ優勝を達成します。
2021/22からフランスのパリ・サン=ジェルマンへ移籍。移籍金は発生せず。ベテランに差し掛かる年齢ですが、新たなチャレンジを応援していきたいですね。
オランダ代表にはU-15から招集されています。A代表の主要大会は2014ワールドカップから出場しており、ここでしっかり3位フィニッシュという結果を残しましたね。
G・ワイナルドゥムのプレースタイル
ゴール前へ果敢に出られるMF
そんなジョルジニオ・ワイナルドゥムのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職としてセントラルミッドフィルダーを務めます。利き足は右。
その他、前めの攻撃的ミッドフィルダーも得意としています。攻守に働くバランスが良い選手と言えますね。
ワイナルドゥムの身長は175センチです。決して大きくはありませんが、それを感じさせないほどに躍動感や運動量でカバーしてくれます。
彼の持ち味として挙げられるのが、機を見て仕掛ける攻め上がりです。丁度良いタイミングで中盤からゴール前に入ってきてくれますね。
走り込むだけで簡単そうに見えますが、ある意味持ち場を離れることになりリスクがあります。できない選手も多い動きです。
ワイナルドゥムは中盤からの飛び出しを効果的に使い攻撃にアクセントをもたらすことができます。前線に数的優位を作りやすいですね。
また、ディフェンス側としても誰がマークに付くか迷いやすく、フリーでシュートまで持ち込めることもあります。良い意味で嫌がられるプレーですね。
ワイナルドゥムはパスの展開力もありますが、フリーランニングで動き出して自分がパスを受けるような味方に使われるプレーも得意なんですね。
↓守りづらい。
Every angle of @GWijnaldum‘s stunning finish against @afcbournemouth last season 🤩🔴 pic.twitter.com/C8LcIBxrOL
— Liverpool FC (@LFC) March 6, 2020
↓予測が良いワイナルドゥム。
🇳🇱 Georginio Wijnaldum on matchday 5 ⚽️⚽️
Who’ll be @OnsOranje‘s best player today?#NationsLeague pic.twitter.com/kKDaht8HT8
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) November 18, 2020
得点力とシュート技術に優れる
攻撃に絡んでいく動きが上手なワイナルドゥムですから、シュートを打つ機会もまずまずあります。
彼はリーグ戦の1シーズンに2ケタ得点を何回も挙げるなど、得点力も持ち合わせるミッドフィルダーですね。
動き回るタイプなのでキーパーとの一対一もありますし、ミドルシュート、ヘディングも放つ機会があります。言ってしまうと全部上手いです。
特に身長が大きくないにもかかわらず、ヘディングシュートは競り合いに強いです。頭に当てるタイミングも良く、彼の代名詞のひとつでは。
↓好機と見るや、どんどん出てきます。
😎 When birthday boy Georginio Wijnaldum inspired Liverpool as a super sub! ⚽️⚽️#UCL | #HBD | @LFC pic.twitter.com/z569kJGDEX
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) November 11, 2020
↓ミドルシュートも見事。
🇳🇱 Georginio Wijnaldum 🎯@OnsOranje | @GWijnaldum pic.twitter.com/b7T2qTRwDT
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) April 24, 2020
中盤の守備で身体を張れる
攻撃面で魅力を見せてくれるワイナルドゥムですが、中盤の選手なのでディフェンスにも奔走してくれます。そのレベルも高いです。
攻守の切り替えが早いため、チームがボールを失ってもすぐに奪回を試みます。その上、フィジカルも強くて球際のバトルでも負けません。
攻撃でも守備でも有効な働きをしてくれるワイナルドゥムは、派手さがなくて一見地味に見えるかもしれませんが、与えられたタスク以上のプレーを約束してくれるでしょう。
↓奪った後のキープ力も期待できます。
😮 Georginio Wijnaldum under pressure in midfield…
😎 No problem!#UCL | @LFC pic.twitter.com/MiizYFy1ld— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) November 11, 2020
今回のまとめ
今回はオランダ代表ミッドフィルダー、パリ・サン=ジェルマン所属のジョルジニオ・ワイナルドゥムのプレースタイルなどを紹介しました。
彼は自軍がボールを奪うと一気にゴール前に進出る積極性を持っている選手で、中盤としては十分な得点能力と好守に奔走する運動量を持っているとお分かりいただけたかと思います。
リヴァプールでの主要タイトルをゲットした後、彼は新天地での挑戦を選択しました。フランスは彼がプレーしたことのない未開の地です。ベテランの味のあるプレーに期待大ですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。Adios!