この記事でわかること
今回はユヴェントス所属で、ウェールズ代表ミッドフィルダーのアーロン・ラムジーを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417778.html . https://www.transfermarkt.com/aaron-ramsey/profil/spieler/50057 )
A・ラムジーの経歴
アーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)は1990年の12月に、イギリス(イングランド)のケアフィリで生まれました。カーディフから少し北にある街です。
ラムジーは1999年からカーディフ・シティのアカデミーに所属していました。そのままずっとカーディフで成長していきます。2006-07にカーディフでトップデビュー。
2008-09からアーセナルへ加入しました。その後2010-11まではアーセナルでボチボチの出場機会を得たり、ノッティンガム・フォレストや古巣カーディフへローン移籍したりします。
ローンから復帰した2011-12にラムジーはアーセナルで定位置を確保します。このシーズンはプレミアリーグにて34試合に出場しました。2013-14は同23試合の出場でしたが10得点を記録。
2019-20にイタリアのユヴェントスへ移籍。初めて英国から外のクラブに出ました。新しい環境でも頑張ってほしいですね。
ウェールズ代表にはU-17から招集されています。A代表の主要大会はEURO2016から出場し、ベスト4入りに大きく貢献しました。
A・ラムジーのプレースタイル
ボールを引き出せるMF
そんなアーロン・ラムジーのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は中央のセントラルミッドフィルダーです。利き足は右。
その他に前めの攻撃的ミッドフィルダーや、下がりめの守備的ミッドフィルダーにも対応します。けっこうユーティリティが高い選手ですね。
ラムジーの身長は182センチです。中盤の選手としては十分なサイズを有していて、球際の戦いにおけるアドバンテージにもなっているでしょう。
彼の持ち味として挙げられるのが、攻撃を潤滑に行うために気が利いた動きができるところです。様々な場所に顔を出します。
ベースポジションにもよるでしょうけど、低い位置で受けたりライン間で受けたりします。相手ディフェンスラインと中盤の間で受けられるのは大きいですね。
引いた相手を崩すにはそこをどう攻略するかが大事です。受けてフリックやワンタッチプレーをすると攻撃にスイッチを入れられますね。
加えてラムジーはオフザボールの動きを付けることも時折あります。足下足下だけだと攻撃が単調になりやすいので、こういったスペースで受ける動きも有効です。
色々なポジションへ流動的に動いてボールを引き出そうとするあたり、彼は周りを見ながら気を利かしてくれていますね、
🏴 Ramsey produced this deft finish when Wales beat Russia 3-0 #OTD at EURO 2016 🔥
Will they upset Italy in Rome?#EURO2020 pic.twitter.com/aIj0K9ztRb
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) June 20, 2021
ボールキープが上手い
上記のようにボールを引き出す動きを自分でつけてくれるラムジーは、ボールを持った後のキープも得意にしています。
ボールを受けてからタメを作ることができる選手なので、周りの選手が攻撃に関わっていく時間を作ることができますね。
体格も良い選手なので、寄せられても簡単に潰されることはないと思います。その方が味方も動きを付けやすいので、嬉しいポイントですね。
なかなかの得点関与数
ラムジーは本職が中盤センターでありながら、侮れない得点能力を持っています。2013-14はリーグ戦だけで10ゴールを挙げています。
アシストも上手で、2017-18はリーグ戦だけで10アシスト。チャンスメイクも得点も水準以上のものを持っている選手なんですね。
何かに傑出した攻撃センスを持っているというより、タイミング良く前線に絡んでいくのが上手な印象です。周囲の状況を見つつ、詰めるところをしっかり詰めてくれるミッドフィルダーですな。
フリーランニングもしますし、エリア内にも機を見て進入してきますのでこぼれ球を押し込む得点も少なくないです。
↓良い時に入ってきますね。
The moment we’ll never forget 🤩@aaronramsey ❤️ @EmiratesFACup pic.twitter.com/P5l4Gb4ijL
— Arsenal (@Arsenal) March 29, 2020
↓技術の高さがうかがえます。
🥰 Classic @Arsenal move, finished off in style! 🔥
Happy birthday, @aaronramsey! 🎈#HBD | #UEL pic.twitter.com/Vu4NB4vDjT
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) December 26, 2020
今回のまとめ
今回はユヴェントス所属でウェールズ代表、アーロン・ラムジーのプレースタイルなどを紹介しました。
2019-20からユヴェントスへフリー移籍し、新天地開拓に入ったラムジー。最初の方は言葉や戦術などあらゆることで苦労するでしょう。
ユヴェントスは常に勝利を求められるチームなので、欧州カップ戦でも上位進出を義務付けられています。その中で彼がどれほど有効に動けるかに期待したいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!