この記事でわかること
今回はフランス代表ミッドフィルダー、ワトフォード所属で背番号19番のムサ・シソコを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417907.html . https://www.transfermarkt.com/moussa-sissoko/profil/spieler/46001 )
M・シソコの経歴
ムサ・シソコ(Moussa Sissoko)は1989年の8月に、フランスのル・ブラン=メニルで生まれました。パリ市街地から少し北東の街みたいです。都会っ子認定。
ムサ・シソコは育成年代に数チームの下部組織を渡り歩きました。FCトゥールーズもそのひとつで、2007/08トゥールーズでトップデビューしています。1年目からリーグ1の30試合に出場。
2012/13冬の移籍市場でイングランドのニューカッスルへ移籍しました。2015/16にはプレミアリーグで37試合に出場する活躍ぶり。替えのきかない存在となります。
2016/17からトッテナムへ加入します。移籍金は3500万ユーロ。1年目はプレミアリーグ25試合の出場に留まりますが、2年目は33試合に出場と、チーム内のj列も挙がっています。
2021/22にワトフォードへ移籍。ここ数年は1部と2部を行き来する状態のワトフォードですが、シソコという心強い味方を得て浮上して欲しいものですね。
フランス代表にはU-16から召集されています。A代表では2014ワールドカップやEURO2016に出場しました。ただ、2018ワールドカップはメンバー外。無念。
M・シソコのプレースタイル
守備に強度をもたらせるMF
そんなムサ・シソコのプレースタイルですが、ポジションミッドフィルダー。中盤の真ん中セントラルミッドフィルダーを主に務めます。利き足は右。
もう少し攻撃的な位置や、利き足が右足ということもあり右サイドハーフも務めます。そしてけっこう動き回るタイプです。
シソコの身長は187センチです。そして体重も90キロくらいあります。同じアフリカ系で短髪の選手がいても、胸筋でシソコを見分けられますね。マッチョマンです。
そのくらい身体が大きい選手で、そのフィジカル能力を生かしたディフェンスが魅力的な選手です。ピンチヒッターで右サイドバックに入るほどです。
体格を見てわかるように接触プレーには無類の強さを誇り、ボールを奪うためのショルダータックルは効果絶大です。球際も強く、なかなかにハードなスライディングを繰り出します。
イエローカードの枚数には注意して欲しいですが、チームのピンチになると身体を投げうってディフェンスに奔走してくれる選手ですね。
なおかつ、大柄なわりに走力がある選手でもあるので、カウンターへの対処でも存在感を発揮します。自陣裏のスペースなんかも、スプリントで相手のロングボールに対処できます。
デカくてパワーがありつつも鈍重な選手も少なくないので、シソコのような身体能力は重宝するのではないでしょうかね。
↓ファイトできる選手。
👊#THFC ⚪️ #COYS pic.twitter.com/AbLlBDIDgb
— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) June 24, 2020
前への推進力に優れる
守備のインテンシティが持ち味のシソコですが、ボールを持ったときも能力を発揮しますね。スピードがあるため、ぐんぐん前に進みます。
おまけにパワーもあるので、シャツを引っ張られても止まりません。重戦車のようなドリブルをする選手です。スピードとパワーでゴリ押しする印象です。
特にボールを奪ってからカウンターを仕掛けるような場面では、シソコの推進力を十分に生かすことができますね。
加えて、ボールを持っていない時の中盤からの飛び出しでアクセントをつけられます。中盤からフォワードを追い越して前線に飛び出しますから、ディフェンダーはマークの受け渡しで混乱しがちです。
↓グングン持ち上がります。
Have a great day, 🐐! pic.twitter.com/FAJowkOlis
— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) August 16, 2021
↓ボールをもってない時にもアクセントに。
🐐 The goal we’d all been waiting for… #THFC ⚪️ #COYS pic.twitter.com/mGcmq0wsel
— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) July 9, 2020
パスの展開力はまずまず
その風貌からイメージされるように、シソコはゴールまで距離があっても強烈なシュートを打ち込むことができます。パワーに関しては文句なしでしょうか。
一方のパスセンスに関しては極端に優れているようには見えないかもしれません。大味というか、多少ざっくりしている印象があります。
無難にパスをつなぐシーンが多いのでは。もちろん時には良いサイドチェンジなどを入れてきます。好選手であることは間違いありませんね。
今回のまとめ
今回はフランス代表ミッドフィルダー、ワトフォード所属で背番号19番のムサ・シソコのプレースタイルなどを紹介しました。
彼はフィジカルに優れていて中盤に守備的な強度をもたらすことができ、攻撃時には力強い推進力を発揮する選手とお分かりいただけたかと思います。
フランス代表がW杯を制した時にはメンバーに入ることができなかったシソコですが、その後も出番を得ています。次なるビッグタイトルに向けて頑張ってほしいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!