ミラン所属テオ・エルナンデスのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回はミラン所属で、元U-21フランス代表ディフェンダーのテオ・エルナンデスを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/518572.html . https://www.transfermarkt.com/theo-hernandez/profil/spieler/339808 )

T・エルナンデスの経歴

テオ・エルナンデス(Theo Hernandez)は1997年の10月に、フランスのマルセイユで生まれました。同国南部、海沿いの街です。

テオはCFラージョ・マハダオンダのユースを経て、2007-08からアトレティコ・マドリードに加入しました。彼はスペイン国籍も持っていて、フランス代表DFのリュカは実兄です。

テオはアトレティコでユース時代をプレーし、2015-16にはラ・リーガ1部でトップチームのベンチにも入っています。

2016-17にアラベスへローン移籍しました。1年目からラ・リーガで32試合に出場する活躍。さらには決勝まで進んだコパ・デル・レイでも6試合に出場しました。インパクト十分ですね。

2017-18からレアル・マドリードへ移籍。ただ、出場機会は限定的で2018-19にローンでレアル・ソシエダへ加入しました。2018-19にラ・リーガで24試合に出場するなどまずまず。

2019-20にイタリアのミランへ移籍しました。過渡期のチームを蘇らせるべく、存分に活躍してほしいところですね。

フランス代表にはU-18から招集されています。U-21までは継続的に呼ばれていて、A代表での招集はまだありません。

T・エルナンデスのプレースタイル

迫力ある攻撃が魅力のSB

そんなテオ・エルナンデスのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。専門的に左サイドバックを務めます。利き足は左のレフティー。

場合によっては左ウイングバックあたりにも入るかもしれませんが、そこはフォーメーション次第でしょうね。

テオの身長は184センチです。サイドバックとしては魅力的なサイズがありますし、わりと胸板も厚めに見えます。

それに加えて彼はスプリント力も備えています。力強い前への推進力が大きな魅力の選手ですね。これはオーバーラップ時に発揮されます。

フィジカルとスピードを生かしたドリブルは相手ディフェンスからしても止めづらく、一気に敵陣の深くまで持ち上がることができます。

速いだけならともかく、サイズとパワーもあるので力づくで制圧するのも簡単ではないでしょう。

それに加えて、テオはスペースでボールを受けるのも上手です。味方とのワンツーパスでエリア内へ進入するのもお得意ですね。

サイドバックでありながらここまで攻撃的な動きを頻発する選手はそう多くありません。守備側としてもマークの受け渡しに困惑するでしょうな。

得点力を兼ね備える

スピードをもって敵陣の深くまで入り込むのが得意なテオは、クロスボールをゴール前に供給する機会も多くなります。

クロスの精度もまずまずで、深い位置から速いシュート性のクロスを入れる印象があります。誰か触ればゴールイン、という感じで。

なおかつテオはシュートが上手です。君はウインガーかい、というほどにパワーと精度を備えたシュートを見せてくれます。

相手キーパーはクロスを第一に警戒するでしょうが、迷わずシュートに持ち込んでくるので意表を突かれるかもしれませんね。

守備の安定感は微妙

テオの守備力に関してですが、スピードとパワーを生かした対人の処理には強さがあります。走り合いには一定の評価があるでしょう。

ただ、スライディングのタイミングが悪いことも少なくなく、警告の数が多めの印象が。さして危険でもない位置で不要なイエローカードを受けがちかも。

このあたりの判断力は向上の余地がありますね。攻撃力があるだけに、ディフェンス能力を向上できれば一皮も二皮も剥けていきそうです。

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今回のまとめ

今回はミラン所属で元U-21フランス代表、テオ・エルナンデスのプレースタイルなどを紹介しました。

長年プレーしていたスペインを離れて2019-20からイタリアに渡ったテオ。新天地での適応が期待されます。

ミランは近年タイトルから見放されていますから、新しい風を送り込むという意味でもテオの活躍には注目したいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!