この記事でわかること
今回はスペイン代表ミッドフィルダー、アトレティコ・マドリード所属で背番号6番のコケを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/416671.html https://www.transfermarkt.com/koke/profil/spieler/74229)
コケの経歴
コケ(Koke)は1992年の1月に、スペインのマドリードで生まれました。本名は「Jorge Resurrección Merodio」といい、現地CGには「KOKE Resurreccion」と表記されることも。
彼はアトレティコ・マドリードのカンテラーノであり、クラブを代表する存在と言えますね。2008-09にはBチームでセグンダB(3部リーグ)で24試合に出場しています。
2009-10にA・マドリードでトップデビュー。ラ・リーガで4試合に出場し、Bチームの方でもリーグ戦25試合に出ています。ちなみにトップチームではバルサと対戦していたりします。貴重な経験。
2011-12から完全にトップチームの一員として登録され、ラ・リーガは25試合に出場しました。ヨーロッパリーグでもしっかり起用されて13試合に出場、優勝に貢献します。
2012-13コパ・デル・レイも決勝の延長戦を制して優勝。2013-14にはラ・リーガの36試合に出場し、リーグ優勝を成し遂げます。
その後も公式戦の多くに出場し、2度のチャンピオンズリーグ決勝を経験。2017-18には再びヨーロッパリーグを制しています。長期離脱がないのが素晴らしいところ。
スペイン代表ではU-16から出場。A代表の主要大会は2014ワールドカップから出場し、EURO2016や2018W杯でもプレーしています。
コケのプレースタイル
ピッチを精力的に動き回る
そんなコケのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。よく中央のセントラルミッドフィルダーに入ります。利き足は右。
そのほかにサイドでのプレーも全く問題なくこなすことができ、プレー特性も含めると中盤ならどこでも担当できると言えるかもしれませんね。
コケの身長は176センチです。中盤の選手としては標準か、あるいは少し小さいくらいでしょうか。ただ、厚みがありガッチリしている体格にも見えます。
彼の特徴に挙げられるのは、攻守において試合を通し走り続ける運動量とメンタリティーです。勝利の為なら汗かき役を一切嫌がらずにできる選手ですね。
まず自陣に戻るのが早いです。即時奪回しに寄せる時と、すぐ下がって引いて守る時の判断がしっかりしていますね。引いた時のライン間の締め方が堅いのは彼の統率が大きいでしょう。
で、その素早い上下動を1試合&シーズンを通して行います。試合終盤の体力的に厳しい時間帯でも、サイドの深い位置までカバーする運動量が魅力です。
なおかつ守備をやりっ放しではなく、攻撃にもしっかり顔を出す選手です。顔を出すどころか、崩しでもキーになる選手であることは見逃せないポイント。(後述)
↓ロシアでのアウェーで、こんなプレスバックができるチームのカピタン。よく見ると、最前線の相手選手にパスがまわった時のためにコケがケアしてます。
Our previous game in Moscow showed us what is all about 💪
🔴⚪ #AúpaAtleti
⚽ #LokomotivAtleti | ⭐ #UCL pic.twitter.com/9SqG7iXzcs— Atlético de Madrid (@atletienglish) November 3, 2020
パスの展開力が良い
守備でハードワークできるコケですが、攻撃時の貢献も大きいミッドフィルダーです。キックの精度に良いものがあり、セットプレーのキッカーを担当することも。
さらに前線の近くにいるときは、絶妙なスルーパスで決定機を作り出すこともあるのは大きいですね。もちろん遠いサイドへのロングキックも安定しています。
2015-16にはリーグ戦で15アシストを記録していて、これは立派な数字です。視野の広さやキックの技術があってこそ出せる数字でしょう。コーナーキックからのアシストも多そうです。
得点は少ないが上手い
コケは攻撃の時にペナルティーエリア内に入ることも少なくありません。ただ点取り屋としてプレーしているわけではないので、マークしている得点はリーグ戦でシーズン2~5点ほどと多くはないです。
とはいえ、シュート技術自体は高いものがありミドルシュートも上手。クロスボールも精度が高いので、キーパーはシュートかクロスか読みづらいかもしれません。
ポジションを上げすぎるリスクを嫌う選手だと思うので、深入りせずに狙える時だけミドルを狙うくらいが丁度良いのかも。あとはフォワードに取ってもらえれば。
↓堅実な選手ですが、時には華やかなことも。
⚽️1⃣ Long range curler
⚽️2⃣ Acrobatic golazoDoubles don’t get much better than this from @Koke6! ✌️ #OnThisDay pic.twitter.com/xXl24DslDa
— LaLiga English (@LaLigaEN) August 26, 2020
今回のまとめ
今回はスペイン代表ミッドフィルダー、アトレティコ・マドリード所属で背番号6番のコケのプレースタイルなどを紹介しました。
ガビが退団してからキャプテンを引き継いだコケには、クラブからの厚い信頼が見て取れます。彼はそれに見合うプレーができているように思えますね。
シメオネ監督がいつまで指揮を執るのかわかりませんが、仮に退任してもコケらにはそのDNAが浸透しているでしょう。これから先も長く、選手から選手へ受け継がれていくことを願います。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!