この記事でわかること
今回はマンチェスター・シティ所属でベルギー代表ミッドフィルダーの、ケヴィン・デ・ブライネを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/418547.html . https://www.transfermarkt.com/kevin-de-bruyne/profil/spieler/88755 )
K・デ・ブライネの経歴
ケヴィン・デ・ブライネ(Kevin De Bruyne)は1991年の6月に、ベルギーのドロンヘン(ドロンゲン)で生まれました。ベルギー西部で海が近そうですね。
デ・ブライネはキャリア初期、KVVドロンヘンとヘントを経て2005年からヘンクに加入しています。2008/09にヘンクでトップデビュー。
ヘンクで活躍をすると、2011/12冬の移籍市場でイングランドのチェルシーへ移籍しました。ただローン移籍の期間が多く、チェルシーではインパクトを残せませんでした。
2013/14冬の移籍市場でドイツのヴォルフスブルクに移籍。2014/15にはブンデスリーガで34試合に出場し10得点を記録。リーグ戦2位フィニッシュとDFBポカール優勝に貢献しました。
2015/16にマンチェスター・シティへ移籍します。1年目からプレミアリーグの25試合に出場すると2016/17は同36試合、2017/18は37試合に出場して押しも押されぬ主力に。
2017/18にリーグ優勝を達成。2018/19は負傷離脱がありましたが再びリーグ優勝して2連覇を達成したほか、FAカップとカラバオカップも優勝。
ベルギー代表にはU-18から召集されています。A代表では主要大会だと2014ワールドカップから出場。2018ワールドカップでも躍動し、ベルギーの躍進を牽引しました。
K・デ・ブライネのプレースタイル
アシストを量産する攻撃的MF
そんなデ・ブライネのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。基本的には攻撃的ミッドフィルダーに入ります。利き足は右。
その他、両サイドのウイングにも対応します。いずれにしろゴールに近くて得点に直結するポジションで良さを発揮する選手ですね。
デ・ブライネの身長は181センチです。なかなかのサイズがあり、わりとガシッとしているのでドリブル時の接触などでもバランスを崩さない選手です。
彼の特徴に挙げられるのは、長短を問わず精度が高いパス能力です。ワンタッチでボールを蹴ったとしても良いパスにしてしまう技術を誇ります。
特にゴール前に上げる中距離のアーリークロスが上質です。浅めの位置からキーパーとディフェンスラインの隙間にピンポイントで入れてきますから、守る方は厄介。
味方に「ここに飛び込んで来い」というメッセージを込めたボールを蹴り込み、ゴール付近の味方が感じ取れば得点になってしまうほどの飛び道具ですね。
また、デ・ブライネはサイドに流れたときも素晴らしいパスを出してくれます。際立った効き目があるのは右サイド深い位置からの弾丸クロスです。
ゴールライン際まで進入すると右足一閃。驚異的な弾速の低いクロスをゴール前に送ります。精度が高くて速いクロスなので、守備側はわかっていても止められないレベルですね。
そんな正確なキックでアシストを量産しているデ・ブライネですから2014/15はリーグ戦で21アシスト、2016/17は19アシストというアシストマシーンと化しています。
↓こんな器用なアウトサイドキックを披露できます。
🇧🇪 This pass by Kevin De Bruyne… 🤤🤤🤤#NationsLeague | @BelRedDevils pic.twitter.com/1rJJSo0Zki
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) November 18, 2020
↓アシスト量産。
Kevin De Bruyne serving up 😋🍽️
🔹 Only Juan Cuadrado has more #UCL assists this season (5).#UCL pic.twitter.com/ah5uE76M2L
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) February 24, 2021
オフザボールの動きが巧み
キックの技術に目がいきがちなデ・ブライネですが、ボールがない時にも実に効果的な動き出しをしている選手です。これが重要。
ボールをスペースで受けるためにフリーランニングもしてくれるので、膠着した試合展開でもボールを引き出すことができます。
中でも相手センターバックとサイドバックの間、ハーフスペースによく走り込みます。守備側はどっちがマークに付くか迷いがちなので混乱を誘うことができますね。
ミドルシュートが強烈
キックの精度自体が非常に高いデ・ブライネですから、シュートも相手に脅威を与えます。シンプルなエリア内で合わせるのも良いですが、特にエリア外からのミドルシュートは強烈。
精度ももちろん良いのですが、威力が異様に高い。弾速が非常に速いボールを蹴るので、キーパーも防ぐのは難しいでしょう。
印象的だったのは2018ワールドカップでのベスト8ブラジル戦。ベルギーの2点目はデ・ブライネのミドルシュートでした。びっくりするくらい強烈なシュートでしたね。得点力もあります。
Magic for Man City
Bossing it for Belgium— Goal (@goal) July 7, 2020
↓スペースを空けるとこういう目に遭います。
✨ A Kevin De Bruyne special ✨#GoalOfTheDay | @ManCity pic.twitter.com/yfAX9jwu3Y
— Premier League (@premierleague) January 29, 2021
今回のまとめ
今回はマンチェスター・シティ所属でベルギー代表、ケヴィン・デ・ブライネのプレースタイルなどを紹介しました。
2018/19は怪我で出場が少なかったですが、健康体であれば試合を一瞬で変えられる選手ですよね。シティがタイトルを勝ち取るにあたり確実にキーになるプレーヤーだと思います。
ここからは怪我なくシーズンを過ごしてもらい、その類まれなフットボールセンスを見せてほしいと思います。
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