この記事でわかること
今回はフランス代表フォワード、ミラン所属のオリヴィエ・ジルーを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417916.html . https://www.transfermarkt.com/olivier-giroud/profil/spieler/82442 )
O・ジルーの経歴
オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)は1986年の9月に、フランスのシャンベリーで生まれました。フランス東部で、スイスやイタリアに近い街ですね。
ジルーがはフロージュOCの下部組織を皮切りに、グルノーブルやトゥールFCでプレーしてきました。2010/11にモンペリエへ移籍します。2011/12はリーグ戦36試合で21得点の活躍で優勝に貢献。
2012/13にイングランドのアーセナルへ移籍します。2012/13からプレミアリーグ34試合に出場すると、2015/16には同38試合に出場して16得点を記録。FAカップの優勝も3回経験しています。
2017/18冬の移籍市場でチェルシーへ移籍します。ロンドンのライバルクラブへの移籍ということでちょっと驚きました。2018/19にはヨーロッパリーグで優勝を達成しました。
2020/21にはチャンピオンズリーグの優勝を達成。アトレティコ戦のオーバーヘッドは圧巻でした。2021/22からはイタリアのミランへ加入します。
フランスA代表ではEURO2012から出場しています。EURO2016では準優勝、2018ワールドカップでは得点こそありませんでしたが前線のターゲットとして優勝を達成しました。
O・ジルーのプレースタイル
ポストプレーが強い大型FW
そんなオリヴィエ・ジルーのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。専門的に真ん中のセンターフォワードを務めます。利き足は左のレフティー。
ジルーの身長は193センチです。ゴール前で圧倒的な存在感を放つサイズがありますし、強力なパワーも有しています。胸板も厚いです。
そのため、ジルーは接触プレーへの強さが非常に魅力的な選手です。彼が正当なフィジカルコンタクトで力負けすることは稀でしょうね。
その強靭な体躯を生かしたポストプレーが彼の特徴に挙げられるでしょう。ゴールに背を向けた状態で、ディフェンダーを背中でブロックしながらボールキープするのが上手。
ジルーがボールを保持している間に周囲の味方が動き出し、その味方にジルーがボールをさばくのが良いですね。守備側はジルーに気を取られますから。
なおかつ、ジルーは色々な場所でポストプレーに身体を張ってくれます。ゴール近辺はもちろん、後方からのロングボールをおさめられるのは大きいです。
味方のカウンター攻撃などでは彼のようなポスト役がいる、いないでは攻撃が完結する確率に大きな差が出るでしょう。
起点となってアシストも
ジルーはディフェンダーとぶつかり合いをしてボールをキープしてくれるわけですが、長身を生かしダイレクトで味方にボールを送るのも当然上手です。
特にゴール近辺でヘディングの落としをしてくれると得点に直結しますね。彼は味方のお膳立ても期待できる選手で、2011-12にはリーグ戦で12アシストを記録しています。
これは屈強なフィジカルを持っているだけでなく、ヘディングのコントロールや足下でボールをキープする技術があってこそでしょう。大きいだけの選手ではないんですね。
↓これぞポストプレーの神髄。ヒールパスなんていうオシャレな技も。
Does Olivier Giroud deserve more respect? 😵pic.twitter.com/0t3oy2hi4D
— Goal (@goal) July 9, 2020
身体を投げ出して得点量産
ジルーは193センチありますから当然ヘディングでの得点が多いです。EURO2016開幕戦のオープニングゴールは、キーパーに競り勝ったジルーの得点でした。
ジルーは際立って俊敏なタイプの選手ではないでしょうけど、時折ダイナミックなダイビングヘッドやスライディングながらのプッシュを見せてくれます。
そういった泥臭さに似た得点感覚を持っているのはとても大事です。ボールへの予測と、得点に繋げる動きの良さを兼ね備えている選手ですね。
↓ポストプレー=足下だけ警戒していると裏も狙ってきます。
OLIIIIIIIIII!! 😍
Just two days to go… #CHETOT pic.twitter.com/OQf8FgvN2Y
— Chelsea FC (@ChelseaFC) November 27, 2020
↓動ける大男。
Simply stunning! 🚲 😲
🔜 Back at it in the #UCL! pic.twitter.com/YPdZr07drS
— Chelsea FC (@ChelseaFC) April 27, 2021
今回のまとめ
今回はフランス代表フォワード、ミラン所属のオリヴィエ・ジルーのプレースタイルなどを紹介しました。
年齢的にベテランの域に達しているジルーですが、スピードで押していくストライカーではないので選手としての息は長い方だと思います。
2020/21のCL制覇を置き土産にイタリアへ渡ったジルー。キャリアは残り長くないとは思いますが自分の経験を若手に伝えて後進の育成にも貢献して欲しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!