この記事でわかること
今回はローマ所属で、イタリア代表ディフェンダーのジャンルカ・マンチーニを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/646083.html https://www.transfermarkt.com/gianluca-mancini/profil/spieler/256448)
G・マンチーニの経歴
ジャンルカ・マンチーニ(Gianluca Mancini)は1996年の4月に、イタリアのポンテデーラで生まれました。中西部の北寄り、ピサとエンポリの間にある街です。
マンチーニはフィオレンティーナのユース出身の選手で、2012-13にU-19の一員としてプリマヴェーラ(ユースリーグ)1試合に出場しています。
2014-15にはプリマヴェーラで22試合に出場したほか、トップチームにも召集されてユーロッパリーグの6試合でベンチ入りを果たしています。
2015-16にペルージャへローン移籍。セリエBで12試合に出場すると、2016-17にペルージャへ完全移籍で加入します。ただ、半年後には翌シーズンからのアタランタ移籍が決定。
2017-18からアタランタでプレーします。1年目に大した出番はありませんでしたが、2018-19はセリエAで30試合に出場する活躍を披露しました。
2019-20にローマへ期限付き移籍。セリエAで32試合、ヨーロッパリーグで7試合に出場してさっそくチームの主軸になりました。シーズン終了後にはローマへ完全移籍で加入しています。
イタリア代表にはU-21から出場しています。A代表ではEURO2020予選でデビューしました。今後のポジション争いに期待大ですね。
G・マンチーニのプレースタイル
長身だが重たくないDF
そんなジャンルカ・マンチーニのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。基本的には中央のセンターバックを本職としています。利き足は右。
加えて、機会は少ないですが中盤の底である守備的ミッドフィルダーでもプレー可能です。チームのスカッド事情によって融通が利きますね。
マンチーニの身長は190センチです。センターバックとして十分なサイズがあり、恵まれた体格を有していると言えます。横幅は広くなく、見た目においてはスラっとしています。
彼の特徴に挙げられるのは、身長がありながら動ける部分です。大きいからと言って重鈍だ、といったところがありません。両方の良さを持っていますね。
そのため相手選手やボールへ遅れずにアプローチしている印象があります。ボールを追った走り合いも苦にしないので、守備範囲の広さがあります。
またピンチの芽を摘むために飛び出すフットワークの軽さと、体格的なアドバンテージもあるので対人の対応も安定しています。フィジカルコンタクトにも耐性がありますね。
そういった動ける部分から見て、中盤での起用も見込まれている可能性も。守備的ミッドフィルダーはフィルター役としてのスピードが大事だったりしますので。
キックの精度が良い
前述のようにマンチーニは中盤で起用することもできます。そのため配球力も一定水準のものを持っています。最終ラインでこれを発揮できるのは大きいですね。
後方からの縦パスやフィードが良質なので、安定したパス回しができるだけでなく時には攻撃のスイッチを入れることもできます。
味方の中盤を通り越して前線までボールを提供し、おさめられる味方がいればチャンスシーンに発展することもあります。実に良い感じです。
得点力はまずまず
身長190センチのマンチーニは攻撃のセットプレーで味方のターゲットになります。彼は2018-19にリーグ戦で5ゴールを挙げていて、これは優れた数字でしょう。
ただ、複数のシーズンにわたってコンスタントに複数得点を記録し続けるという継続性はまだ身についていない模様。得点への期待感はあるという段階で、まだ期待感の域は出ない印象でしょうか。
もちろん1シーズンで5ゴールを挙げた事実はあるので、2~3ゴールを毎シーズンの目標にして欲しいなと個人的には考えています。
今回のまとめ
今回はローマ所属でイタリア代表、ジャンルカ・マンチーニのプレースタイルなどを紹介しました。
2020-21開幕とほぼ時を合わせてローマはオーナーが変わりました。新時代というものはやはり若いタレントが台頭してくる、する必要があるものです。
昨今のローマはチームのアイコンが退団しがちということもありますから、マンチーニには長くローマで活躍して欲しいなぁなんて思ったりまします。
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