ローマ所属レオナルド・スピナッツォーラのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回はローマ所属で、イタリア代表ディフェンダーのレオナルド・スピナッツォーラを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/542173.html . https://www.transfermarkt.com/leonardo-spinazzola/profil/spieler/118689)

L・スピナッツォーラの経歴

レオナルド・スピナッツォーラ(Leonardo Spinazzola)は1993年の3月に、イタリアのフォリーニョで生まれました。ローマとフィレンツェの間くらいにあります。

スピナッツォーラはACNシエナのユース出身です。2010-11にユヴェントスに期限付き移籍し、2011-12に完全移籍でユヴェントスへ加入。この年はプリマヴェーラ(ユースリーグ)で17試合に出場。

2012-13の前半戦はユヴェントスからエンポリへ、後半戦はヴィルトゥス・ランチャーノへ期限付き移籍します。2013-14は古巣シエナにローン移籍し、セリエBで24試合に出場

2014-15は上記の2012-13みたいに、アタランタとヴィチェンツァの2チームへ期限付き移籍。2015-16はペルージャにローン移籍して、セリエBで34試合に出場しました。

2016-17にアタランタへローン移籍すると、セリエAで30試合に出場します。しっかり1部リーグでプレーしたのは初めて。翌年と、ユーヴェに復帰した2018-19は怪我に苦しみます。

2019-20からローマへ加入しました。ついに完全移籍です。1年目はセリエAで24試合、ヨーロッパリーグで8試合に出ている悪くない滑り出しです。

イタリア代表にはU-20から出場しています。A代表の主要大会は2020年のネーションズリーグから出番を得ていますので、これからに期待ですね。

L・スピナッツォーラのプレースタイル

左サイドで躍動する右足SB

そんなレオナルド・スピナッツォーラですが、ポジションはディフェンダー。利き足は右ですが、左サイドバック左ウイングバックで長くプレーしています。

両サイドでプレー可能な選手はいますが、利き足と逆側を本職にする選手は少々珍しいですね。ちなみに彼は、前線のウイングやセントラルミッドフィルダーでのプレー経験もあります。

スピナッツォーラの身長は186センチです。ガッチリした体格というわけではありませんが、サイドバックとしては大型の部類で強みになりますね。

彼の特徴として挙げられるのが、サイドでボールを受けてからのドリブルの仕掛けです。スプリント力に優れていて、突破力に定評があります。

まず中速でボールを小突くように進み、その後一気にギアを変えたフル加速は守備側を単独で剥がすことができるほどに強力です。小技よりも、直球の大きい蹴り出しで勝負する印象が強いですね。

右足でボールを持って左サイドにいると、相手選手に近い位置でボールを持つので本来はリスキーです。彼は相手の間合いに入る前に加速してボールを蹴り出し、振り切ろうとしているように見えます。

右サイドで起用されれば縦突破がメインでしょうがスピナッツォーラは左サイドの右利きなので、カットインも計算できるのは相手からすれば嫌でしょう。

なかなかのクロス精度

サイドでボールを持つ機会が多いスピナッツォーラは、当然ゴール前にクロスボールを入れることも多くなります。その精度は得点の効率に関わってきますね。

彼は際立って正確なキックを連発するわけではありませんが、コンスタントにチャンスを演出してくれます。スピードを生かして深い位置まで進入し、球速の速いクロスを多く出す印象。

なおかつ、右利きで左サイドにいるので左足の精度も大事になりますが、それほど正確性が落ちてるいないように思います。逆足でもクロスで勝負できるのは大きいポイント。

高さと速さが武器の守備

チームに攻撃面で貢献ができるスピナッツォーラですが、サイドバック起用もウイングバック起用でも守備時は自陣の深くで対応に当たらなければいけません。

186センチという身長はセンターバックでも通用するくらいのサイズがあり、相手からのサイドへのロングボールに競り負けにくいのは大きいです。

スペースに出されたボールの追い合いやボールホルダーとのスプリント勝負も、スピナッツォーラにスピードがあるのでさほど苦にはしていないでしょう。

ポジショニングなどを含めてしまうと守備が堅いとまでは言えないかもしれませんが、身体的に優れた能力で乗り切れる局面も少なくないのではないでしょうか。

↓ヘディングもアリです。これは少々特殊なシチュエーションですが。

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今回のまとめ

今回はローマ所属でイタリア代表、レオナルド・スピナッツォーラのプレースタイルなどを紹介しました。

ユヴェントス所属時にはローン移籍がほとんどでしたが、ローマに加入してからは地に根を張って精力的にプレーできています。代表でも有力な選択肢になっていますね。

ローマもさることながらイタリア代表も強い時代が去ってから久しいですので、彼にもチーム力の向上に尽力して欲しいなぁと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!