この記事でわかること
今回はパリ・サン=ジェルマンからマンチェスター・Uへ移籍した、ウルグアイ代表フォワードのエディンソン・カバーニを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/416326.html https://www.transfermarkt.com/edinson-cavani/profil/spieler/48280 )
E・カバーニの経歴
エディンソン・カバーニ(Edinson Cavani)は1987年の2月に、ウルグアイのサルトで生まれました。ウルグアイの中でもかなり西にあり、アルゼンチンとの国境沿いの街です。
カバーニは地元サルトのクルブ・ナシオナルやクルブ・ペニャロールといった様々なチームのユースで活動していました。2000年にダヌービオFCへ加入し2006年1月にトップデビューしています。
2006-07冬の移籍市場でイタリアのパレルモへ加入しました。2008-09はイタリア2年目にもかかわらず、セリエAの35試合で14得点を記録する活躍。翌年も34試合で13得点と、継続性もアリです。
2010-11に期限付きでナポリへ加入。すぐに主力として定着するとセリエAで35試合26得点のブレイク。2011-12開幕前にはナポリへ完全移籍します。2012-13は同34試合に出場して29得点の大活躍。
2013-14からフランスのパリ・サン=ジェルマンに加入。1年目から出場機会を得てリーグ1の30試合に出場すると、4年目の2016-17には、リーグ1で36試合35ゴールという怪物級の成績を残しました。
2020-21にイングランドのマンチェスター・Uへ加入することが明らかになりました。ベテランですが、どこまでやれるのか非常に興味深いです。
ウルグアイ代表にはU-20から招集されています。A代表の主要大会は2010ワールドカップから出場し、ベスト4進出に貢献しました。
E・カバーニのプレースタイル
多彩な得点パターンを誇るFW
そんなエディンソン・カバーニのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職は中央に位置取るセンターフォワードです。利き足は右。
フォワードの中でも左右に開いた位置のウイングにも対応します。たた、クロスへの合わせ方なんかを考えると中央にいる方が怖い選手ではないでしょうか。
カバーニの身長は186センチです。ゴール前でディフェンダーと戦う上で十分なサイズがあり、それに加えて厚みのある身体をしています。
このように彼は肉体的なフィジカル能力に優れている選手ですね。屈強な身体を有しているため、接触に強くボディバランスも良いです。やはりその強さを生かしたヘディングが得意です。
強引に相手ディフェンダーの前に身体を入れ、ヘディングシュートに持ち込むことができます。ダイビングヘッドなどの泥臭いプレーもいとわない点取り屋です。
クロスボールへの入り方も上手で、守備側の視野から消えるような動き方をよく見せます。こういった相手選手との駆け引きも良し。ディフェンダーの裏に抜けるプレーも得意にしています。
クロスボールやスルーパスにいち早く反応してボールを受け、ワンタッチで沈めるシュートが得意技ですね。頭でも足先でもイケます。
↓位置取りが抜群に良い。
Este gol + festejo de Cavani = _________ 🏹🇺🇾#CopaAmérica pic.twitter.com/AqtuxxiVi1
— Copa América (@CopaAmerica) April 18, 2020
ゴール前に張っているだけではない
カバーニはゴール付近で怖い存在ですが、左右のウイングを務められるだけあって幅広く動く選手です。強い身体を生かしてポストプレーもこなします。
そして、彼ははエリア外からでも隙があればシュートを狙ってきます。右足からの巻いたミドルシュートは強力。場所を問わず、ゴールを脅かす選手です。
2017-18リーグ1の第10節アウェイでのマルセイユ戦では、リードされていて数的不利の中でカバーニが美しい直接フリーキックを決め、パリが土壇場で同点に追いつきました。
↓上記。音量注意。
守備への献身性を持つ
ストライカーとして魅力がたくさんあるカバーニですが、チームのためにプレーする献身性も持ち合わせています。
前線から相手ボールホルダーに寄せる、自陣後方までプレスバックするなど守備でも汗をかける選手のため、味方の守備陣も助かっていることでしょう。
点が取れるストライカーはわりと守備を少しばかり免除されることも多いですが、カバーニのこういう姿勢は若手の見本になります。
身体的なサイズと強さもあるため、相手セットプレー時のディフェンスでもカバーニがいてくれると心強いのではないでしょうか。
イージーシュートが苦手
ストライカーとして得点を量産するカバーニ。その意外な(といってもよく言われる話ですが)弱点はイージーショットをけっこう外すことです。
どフリーだったり、ゴール前で押し込むだけのシュートをふかして枠を外すシーンが案外目立ちます。ゴール前で考えすぎるタイプなんでしょうか。
草を刈るのが得意
※冗談です。
Manchester United are getting an actual farmer in Edinson Cavani 👨🌾 pic.twitter.com/jrQ6orFCYz
— Goal (@goal) October 8, 2020
今回のまとめ
今回はマンチェスター・ユナイテッド所属で、ウルグアイ代表エディンソン・カバーニのプレースタイルなどを紹介しました。
ベテランのカバーニですが、2020-21からイングランドに新天地を求めることになりました。今まで彼が培ってきた得点能力が発揮されることを期待します。
特にユナイテッドはなかなかリーグ優勝や欧州タイトルから遠ざかっています。ここはベテランの経験や落ち着きぶりを周囲に良い意味で浸透させてほしいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!