この記事でわかること
今回はメンヘングラードバッハ所属で、スイス代表フォワードのブレール・エンボロを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/498714.html . https://www.transfermarkt.com/breel-embolo/profil/spieler/237662)
B・エンボロの経歴
ブレール・エンボロ(Breel Embolo)は1997年の2月に、カメルーンのヤウンデで生まれました。彼はスイスとカメルーンの二重国籍です。
エンボロはユース年代にFCノルトシュターン・バーゼルやBSCオールド・ボーイズでプレーしていました。2010年にFCバーゼルへ加入しています。
2013-14にバーゼルでトップデビュー。2014-15には出場機会を増やしリーグ戦の26試合に出場し10得点、チャンピオンズリーグでも8試合に出場と立派にプレーしました。
2016-17からドイツのシャルケに加入。1年目はシーズンを怪我でほとんど棒に振り、2年目の2017-18はブンデスリーガ21試合に出場します。2018-19も長い離脱があったのが残念。
2019-20にメンヘングラードバッハへ移籍しました。1年目からブンデスリーガで28試合に出場しており、継続的なパフォーマンス向上をうかがわせています。
ナショナルチームはスイス代表を選択し、U-16から出場しています。A代表の主要大会はEURO2016から出場。2020年のネーションズリーグでもプレーしてますね。
B・エンボロのプレースタイル
速さと体格を備えたFW
そんなブレール・エンボロのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職は中央のセンターフォワードです。利き足は右。
他には下がりめの攻撃的ミッドフィルダーとして2列目に入れるほか、サイドの右ウイングにも対応します。どのフォーメーションでも、どこかしらには入れるでしょう。
エンボロの身長は187センチです。最前線でも存在感を放つ長身で、なおかつ身体の強さも持ち合わせています。
彼の特徴に挙げられるのは、ガッチリした体格をしていながらスプリント力にも優れている点です。むしろ持ち味はフィジカル面よりスピードの方と言えるかも。
そのため一瞬の動き出しはディフェンダーを振り切るのに十分な加速力があり、守備側の背後をとるのが得意な選手です。同時のスタートで彼に走り勝つ選手は、そう多くないでしょう。
背後から味方が出すスルーパスに反応するのはもちろん、サイドから送られるボールにも素早くレスポンスできます。長身なので浮き球にも頭で合わせられます。
加えて、カウンター時などでボールを受けるとパワフルな推進力も発揮します。足技よりも、速さとパワーで押し切るドリブルを見せてくれますね。
またウイングなどの位置で起用されることから、わりと前線の中央だけでなくサイドなどにも顔を出します。タイミングが合えば、味方との連携が見られそうです。
↓スイスイ進んでいきます。
Testing, testing 🎤
One-two.
One-two.
One-two.
Goal ⚽#DieFohlen pic.twitter.com/LmzpMfvG9d— Gladbach (@borussia_en) April 28, 2021
ポストプレーに強さがある
際立ったスプリント力で相手ゴールに迫ることができるエンボロですが、体格を生かしてボールのおさまり所になることもあります。相手を背負っても簡単には潰されない強さがあります。
カウンターの起点となるポストプレーでロングボールの受け手になれる選手です。そこからチャンスボールを出してなのか、2019-20はリーグ戦で8アシストを記録しています。
足下にまだ堅さがありE・ジェコのようなポストプレーの上手さはさほど感じられませんが、彼の体格ですからポテンシャルは間違いないでしょう。
決定力にはムラあり
フィジカル的な強みに速さもあるエンボロ、得点を取る時は取ります。ただ、ゴール前での冷静さはまだまだ成長過程という感じ。派手に外すこともあります。
相手キーパーとの一対一などの決めて欲しいシチュエーションで決められないことも少なくないのが現状です。伸び代がまだまだあるという見方もできますが。
一方で難しいシュートを決めてしまったり、よくわからない部分もあります。このまま、イージーシュートをよく外して高難度のシュートを突きさすE・カバーニ化していくのかもしれません。
↓スケールの大きさを感じます。
#MondayMotivation à la Breel #Embolo 🎩🐰✨#UCL | @borussia | @borussia_en | @borussia_fr pic.twitter.com/J5kCSxnL4d
— UEFA.com DE (@UEFAcom_de) November 30, 2020
↓これは大して跳んでませんが、長身なのでヘッドも良いですね。
🇨🇭 Breel Embolo 🎯
⏪ @SFV_ASF pic.twitter.com/Xeu25cO3YE
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) May 19, 2020
今回のまとめ
今回はメンヘングラードバッハ所属でスイス代表、ブレール・エンボロのプレースタイルなどを紹介しました。
彼は長身で屈強な身体を持っているだけでなくスピードもあり、裏抜けや起点となる動きができるが決定力は成長過程ということがおわかり頂けたかと思います。
新しいクラブでも存在感が増してきているエンボロは、代表でも重要なピースのはず。スイス代表をもう一段階上に引っ張っていって欲しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!