チェルシー所属チアゴ・シウヴァのプレースタイル!(チアゴ・シウバ)

FRA

スポンサーリンク

この記事でわかること

今回はパリ・サン=ジェルマンからチェルシーへ移籍した、ブラジル代表ディフェンダーのチアゴ・シウバを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/416074.htmlhttps://www.transfermarkt.com/thiago-silva/profil/spieler/29241 )

チアゴ・シウバの経歴

チアゴ・シウバ(Thiago Silva)は1984年の9月に、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで生まれました。ブラジルの中でも特に大きな都市ですね。

キャリア初期のシウバは母国のジュベントゥージやロシアのディナモ・モスクワでプレーしていました。

2005-06にフルミネンセへ移籍します。1年目はリーグ戦13試合の出場にとどまりますが、2006-07は同30試合に出場してチームの主軸へ成長。2007-08にはコパ・リベルタドーレスで準優勝を経験します。

2009-10からイタリアのミランへ加入。守備に厳しいイタリアで、1年目からセリエAの33試合に出場していますから大したものです。2010-11もセリエAで33試合に出場しスクデット獲得に大きく貢献。

2012-13にフランスのパリ・サン=ジェルマンへ移籍します。フランス行きから数年は怪我の影響もありそこまでプレータイムは多くありませんでした。

2015-16にはリーグ1で30試合に出場し、チャンピオンズリーグでも9試合プレーしてベスト8まで進出しました。

2020-21からイングランドのチェルシーへ加入。大ベテランのディフェンダーとして、若手の見本になって欲しい存在です。

ブラジル代表の主要大会は2010ワールドカップからベンチ入り。コパ・アメリカ2011から出場も果たしています。母国開催のコパ・アメリカ2019は優勝を飾っています。

T・シウバのプレースタイル

読みが抜群に良いDF

そんなチアゴ・シウバのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。専門的に中央のセンターバックを務めます。利き足は右

ちなみに足下が巧みなためか、センターバックの中でも左側に入ることが多いです。

シウバの身長は183センチです。センターバックとしてはセルヒオ・ラモス以上に小柄ですが、そこを身体能力と読みでカバーするのが彼の持ち味でしょう。

シウバはスピードやジャンプ力に優れているため、小柄な弱点を動き回るとことで補います。ただ、喰い気味に動く印象はありません。

彼は判断力の良さを高次元で持つディフェンダーで、飛び込むところと我慢するところを上手に使い分けることができます。軽率なプレーが目立ちませんね。

ボールに食い付きすぎて相手に入れ替わられると致命的なポジションなので、この堅実さはとても重要です。逆にセルヒオ・ラモスは喰い気味なところが良さだったりしますが。

加えて、シウバの判断力はインターセプトにも生かされています。自分の走力を理解し、相手のパスを見切っているのでしょう。

パスの受け手を潰すのが抜群に上手いのが持ち味で、試合の中で何度もインターセプトを見せてくれます。経験や技術など様々な要素から産み出される能力なんでしょうね。

後述しますが彼は攻撃への貢献も大きいので、インターセプトからパスで展開するのも得意です。これはチーム全体としても狙っていることでしょう。

キックの精度が良い

安定したディフェンスを見せてくれるチアゴ・シウバですが、ある意味ブラジル人らしく足下のテクニックも水準以上のものを備えています。

後方から前線に送るロングパスの精度が高いため、味方のフォワードにしっかりと合わせることができます。相手のディフェンスの裏を狙うのも彼なら難しくないでしょう。

距離の長い球だけでなく、中距離の縦パスもよく披露してくれます。味方の中盤に狭いコースを突いて通すパスなんかを見ても、シウバのキック技術がうかがえますね。

なかなかの得点数

チアゴ・シウバが攻撃に貢献するのはパス出しに留まりません。得点を奪うことも少なくない選手と言えますね。これも嬉しいポイント。

リーグ戦だけを見てもほぼ毎シーズン得点を記録していて、ディフェンダーとしては十分な得点力を有しているのではないでしょうか。

主な得点パターンはセットプレーからでしょう。ここでも身体能力や競り合いの強さが出ています。183センチでヘディングの得点を取り続けるのは難しいはずですが、さすがベテランの味。

メンタル面に関して

攻守に存在感を発揮するチアゴ・シウバは、優れたセンターバックとして世界的に認知されています。その能力は確かなものです。唯一と言っていいでしょう、ケチをつけるならここです。

精神的な脆さは度々指摘されていることで、彼がPK戦で目を背けたりコンペティションで優勝あるいは敗退もしていないのに涙を流すことは海外での評判が良くないようですね。

また、メンタル面で追い詰められるとディフェンスラインを下げてしまう癖があるとかないとか。シウバうんぬんと言うよりも、センターバックとは本当にプレッシャーのかかる仕事ですね。

スポンサーリンク

今回のまとめ

今回はチェルシー所属でブラジル代表、チアゴ・シウバのプレースタイルなどを紹介しました。

すでにかなりのベテラン選手ではありますが、まだ第一線で活躍してくれている選手です。コパ・アメリカ2019では優勝も経験しましたね。

自身がプレーするのもそうですがチームメイトに自分の経験や技術を伝えて、後輩の成長を促すところにも期待したいですね。

最後までご覧頂きありがとうございました。Adios!