この記事でわかること
今回はリヴァプール所属でイングランド代表ディフェンダーの、トレント・アレクサンダー=アーノルドを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/628121.html . https://www.transfermarkt.com/trent-alexander-arnold/profil/spieler/314353 )
T・A=アーノルドの経歴
トレント・アレクサンダー=アーノルド(Trent Alexander-Arnold)は1998年の10月に、イギリス(イングランド)のリヴァプールで生まれました。ビートルズで有名な土地です。
アレクサンダー=アーノルドはリヴァプールのアカデミーに2004年から所属しています。そのまま順調に成長し、2015年にU-18カテゴリーへ昇格しました。
2016/17にリヴァプールでトップデビュー。2016/17はトップチームの一員として、プレミアリーグで7試合に出場しています。ちなみにユースカテゴリーのリーグ戦でも12試合に出ています。
2018/19にはレギュラー格になり、チャンピオンズリーグ決勝も先発で出場。相変わらずの精力的な上下動で優勝に貢献しました。
この決勝戦に、彼は20歳と237日で出場したそうで。2017/18の同大会決勝も先発でしたから、チャンピオンズリーグ決勝を21歳以下で2年連続スタメン出場した選手は彼が史上初とのこと。
イングランド代表ではU-16から継続的に招集されています。A代表での主要大会は2018ワールドカップ、グループステージのベルギー戦が初出場でした。
T・A=アーノルドのプレースタイル
世界屈指のクロス精度を持つSB
そんなトレント・アレクサンダー=アーノルドのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。専門的に右サイドバックを務めます。利き足は右。
一応は中盤のセントラルミッドフィルダーや右サイドハーフで起用されたこともあるみたいですが、現時点では右サイドバックが最適解でしょう。
アレクサンダー=アーノルドの身長は175センチです。少々小柄な方ですが、主戦場が中央ではなくサイドなので極端なマイナスではないのでは。
彼の特徴として挙げられるのは、その非常に効果的な攻撃参加です。もはや、ひとつの戦術として成り立ってしまうほどですね。
アレクサンダー=アーノルドは攻撃的な思考の選手で、頻繁にポジションを上げてプレーします。その中でも際立っているのがクロスボールの正確性です。
彼はその正確なクロスボールで得点を何度も演出しており、2018/19は公式戦で16回のアシストを記録しています。攻撃的ミッドフィルダーかと思うような数字です。
アレクサンダー=アーノルドの放つクロスは軌道が良く、低くて速いアーリークロスが得意技ですね。あれだけパワーのあるボールを蹴るあたり、かなりの筋力があるはず。
彼のアーリークロスは味方選手に「ここへ飛び込め」と言わんばかりのスピードで飛んでくるので、相手チームも対応が難しいです。当てるだけで得点になりやすいですね。
キックのバリエーションも多いですが、巻いて落とすボールをよく使います。ディフェンダーの山を越してから急激に落下してくるヤらしいボールです。
↓色々な場所からチャンスを創出できます。
🔴 Trent Alexander-Arnold:
🅰️ 16 assists in all competitions this season…
😱 Set to become 1st player aged under 21 to start consecutive finals!#UCLfinal | @LFC | @trentaa98 pic.twitter.com/xAVhgWUufU— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) June 1, 2019
↓エレガントなサイドチェンジ。
🔴 How to switch play, by Trent Alexander-Arnold 🎯#UCL | @LFC pic.twitter.com/6jzal3slT7
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) February 22, 2020
ミドルシュートが強烈
前述のように、アレクサンダー=アーノルドのキックは精度が非常に高いです。そのため、セットプレーのキッカーもよく担当します。
ゴールから距離が近いフリーキックでは直接シュートを狙うこともありまして、彼の正確で鋭いミドルシュートを見ることができます。
また、彼はよく走れる選手なのでカウンター攻撃の際にも前線へ顔を出してきます。前にスペースがある時は自ら狙うことも少なくありません。
冷静にゴールの隅を狙うシュートを見せられると、アレクサンダー=アーノルドのウイング起用なんて見てみたい気もしてきますね。
↓これは強烈。
STRRRIIIKKKKKEEEEEEEE!! 🚀🤩@trentaa98‘s fantastic free-kick 🆚 @ChelseaFC… 🤤 pic.twitter.com/PtLtkQ5JVE
— Liverpool FC (@LFC) September 22, 2019
↓フリーキックの名手になっていくことでしょう。
First of many for Trent Alexander-Arnold 🎯
European debut ✅ First goal for Liverpool ✅#UCL | @LFC | @trentaa98 pic.twitter.com/erb0fIM16W
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) June 25, 2020
守備の安定感はまずまず
攻撃的な面に大きな強みがあるアレクサンダー=アーノルドは、頻繁にオーバーラップするだけあって非常に豊富な運動量を有しています。
前述のように走れる選手なので、スタミナも相まって守備にもしっかりハードワークします。スプリントで相手に食らいついていくことができますね。
そのあたりの対人の勝負に関しては、決してレベルが低いわけではありません。ただ、ディフェンスラインの合わせ方や判断能力は発展途上のようです。
今回のまとめ
今回はリヴァプール所属でイングランド代表、トレント・アレクサンダー=アーノルドのプレースタイルなどを紹介しました。
若さに似合わず良いパフォーマンスを披露しているアレクサンダー=アーノルドは、将来的にほぼ間違いなくイングランドのサッカーをけん引していく選手になると思います。
同胞の若手サイドバックにはアーロン・ワン=ビサカという、同じく名前が長くて優秀な選手がいます。お互いに持ち味が違いますから切磋琢磨して代表強化につなげてほしいですね。
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