この記事でわかること
今回はイングランド代表フォワード、チェルシー所属で背番号20番のカラム・ハドソン=オドイを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/807097.html . https://www.transfermarkt.com/callum-hudson-odoi/profil/spieler/392768 )
C・H=オドイの経歴
カラム・ハドソン=オドイ(Callum Hudson-Odoi)は2000年の11月に、イギリス(イングランド)のロンドンで生まれました。根っからのロンドンっ子と言えます。
ハドソン=オドイはチェルシーのアカデミー出身の選手で、育成年代からチェルシーでプレーしています。2007年から所属している模様。
2016/17にはU-18のチームでプレーし始めて、FAカップのユース部門では優勝を飾っています。彼もしっかり出番を得て貢献していました。
2017/18にチェルシーでトップデビュー。プレミアリーグやFAカップで出場したほか、下部年代のプレミアリーグ2やUEFAユースリーグでもプレーしています。
2018/19にトップチームでの出番をより増やし、2019/20からはほぼほぼアンダー世代のチームではプレーせず国内外のコンペティションでトップチームの出番を得るために奮闘していますね。
イングランド代表ではU-16から出場しています。A代表だと2019年のEURO予選から出番を貰っていて、これからの定着が楽しみになります。
C・H=オドイのプレースタイル
鋭い突破を見せるウインガー
そんなカラム・ハドソン=オドイのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。左右のウイングでプレーする機会が多い選手です。利き足は右。
フォーメーションが3バックの際には中盤ウイングバックに入ることもあり、大外に張るのが好きな選手と分かりますね。一応攻撃的ミッドフィルダーを務めた経験もありますが。
ハドソン=オドイの身長は178センチです。細身な為かもう少し身長がありそうにも思いますが、サイドアタッカーなのでそこまでサイズが重視されることもないでしょう。
彼の特徴に挙げられるのは、個人で仕掛けられるドリブル能力です。スピードでゴリ押しというよりも、足技を絡めて振り切るのが得意な印象。
中でもキックフェイントやドリブルの切り返しが効果的で、その切れ味によって相手もよく騙されます。身体の敏捷性とそれを生かすボールタッチに優れているのでしょう。
また、ご紹介したとおりハドソン=オドイは両サイドのウイングで起用できます。逆足である左足もなかなかに器用なようで、どのサイドにいても左右に仕掛けることができる選手です。
そのため対峙するディフェンダーとしても仕掛け方が予想しづらいですし、流れの中で左右のポジションを入れ替えても厄介な選手ですね。
↓複数の相手を剥がす足技。
How in the world did @Calteck10 get out of this 🤯
Check out this incredible #tekkerstuesday from the 2018 ICC pic.twitter.com/Aa8rpCYVaP
— International Champions Cup (@IntChampionsCup) May 5, 2020
↓キレッキレも、ゴールにはならず残念。
🔥 Fantastic footwork from Callum Hudson-Odoi! #U21EURO | #U21skill | @hisensesports pic.twitter.com/vpcVJjhBJ5
— UEFA U21 EURO (@UEFAUnder21) March 26, 2021
カットインからのシュートが良い
ドリブルテクニックに良さを見せるハドソン=オドイだけに、キックの技術にも長けています。得点を量産するには至っていませんが、ポテンシャルを感じますね。
2017/18ユース部門のFAカップでは7試合10得点という成績を残しており、秘められた得点能力があるんだろうなと推測することができます。
得点パターンとしてはゴールエリアよりも外側からのシュートが多いようで、やはりサイドからカットインして放つシュートが主なようです。ヘディングは少ない模様。
↓狭い所を狙います。
🕵️♂️ #UEL scout:
Position: Midfielder
Club: @ChelseaFC
🏴 Callum Hudson-Odoi pic.twitter.com/kD5d2hoX5Q— UEFA Europa League (@EuropaLeague) December 7, 2018
↓利き足でない左でもカットイン&シュート。
.@Calteck10 back on the scoresheet! 💪 #CHEFOR pic.twitter.com/ryk5sPlj0M
— Chelsea FC (@ChelseaFC) January 5, 2020
クロスの精度が良い
2019/20のプレミアリーグは22試合出場にとどまり、それも平均出場時間は40分以下。それでもハドソン=オドイは5アシストを記録しています。味方へ送るクロスボールも良質とわかります。
印象的なのは右足でボールを持ち縦突破してからの右足弾丸クロス。足下の上手さがある彼は、足の振りが小さくても強いクロスを上げられます。
エリア内にカットインで進入したらシュートが第一選択肢になるでしょうから、ウイングの選手として良いクロスのパターンを持っているのは大事なことですね。
↓相手を寄せておいて、空いた逆サイドに上手な展開。
There are no words for this Callum Hudson-Odoi pass 🤤
— Goal (@goal) January 19, 2021
今回のまとめ
今回はイングランド代表フォワード、チェルシー所属で背番号20番のカラム・ハドソン=オドイのプレースタイルなどを紹介しました。
彼はドリブルの技巧と切れ味に優れていて左右のウイングとして躍動、カットインからのシュートや縦に仕掛けてからのクロスも良いとお分かりいただけたかと思います。
チェルシー子飼いの選手として徐々に存在感を増しているハドソン=オドイ。このまま長く同一クラブに在籍するワンクラブマンになれるのか、注目して見ていきたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!