この記事でわかること
今回はマンチェスター・ユナイテッド所属で、スコットランド代表ミッドフィルダーのスコット・マクトミネイを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/710345.htmlhttps://www.transfermarkt.com/scott-mctominay/profil/spieler/315969 )
S・マクトミネイの経歴
スコット・マクトミネイ(Scott McTominay)は1996年の12月に、イギリス(イングランド)のランカスターで生まれました。マンチェスターから北に離れたところにあります。
マクトミネイはマンチェスター・ユナイテッドのアカデミー出身です。なんでも、5歳の頃にはもうユナイテッド関係者の目を引いていたそうで。才能が溢れとる。
2002年からユナイテッドに入ります。U-16の頃にポジションをそれまでより下げて中盤にコンバートされました。同世代のM・ラッシュフォードと役回りがカブっていたからのようです。
2017年の夏、トップチームのプレシーズンツアーに初めて帯同します。親善試合ではありますが、このツアーでマクトミネイはトップでの初ゴールもマークしました。
公式戦では2017-18にトップデビュー。自身初めてのチャンピオンズリーグ出場もこのシーズンでした。オールドトラッフォードでのベンフィカ戦ではフル出場も経験。
2017-18はプレミアリーグにおいても、ホームでのチェルシー&リヴァプール戦で90分間にわたって活躍するなど印象的なプレーを披露。どちらもチームの勝利に貢献しました。
このシーズンはリーグ戦13試合の出場でしたが、リーグ戦デビューが12月なので上出来ではないでしょうか。ジョゼ・モウリーニョが選ぶシーズン最優秀選手にもなりました。
スコットランド代表では2018年から招集されています。2018-2019のネーションズリーグやEURO2020予選にも出場していますね。
S・マクトミネイのプレースタイル
中盤で守備に強度をもたらす
そんなスコット・マクトミネイのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。セントラルミッドフィルダーがメインです。利き足は右。
少し前めの攻撃的ミッドフィルダーに入ることができるほか、センターバックを担当することも一応できるようですね。
マクトミネイの身長は193センチです。センターバックも可能なだけあって非常に大きいです。中盤では十分すぎるほどの存在感を放ちます。
彼の特徴に挙げられるのは、体格を生かした強度が高いディフェンスです。ハードな潰しを中盤で行うことができるので、センターバックは助かります。
特に肩で寄せられると相手のボールホルダーは困るでしょう。なにしろ体格が体格ですから、身体をぶつけて相手を危険な場所から追い出すことができます。
それだけでなく読みをきかせてパスをインターセプトしたりと、頭脳プレーもできる印象です。大きいだけではない模様。
またマクトミネイは大柄なわりに、そこまで重鈍ではなく動ける選手です。カバーエリアの広さもなかなかなものがあります。攻守の切り替えもスムーズ。
大きくて強い選手に広い範囲を睨まれてしまうと、攻める方は工夫が必要になるかもしれません。ロングボールも彼なら簡単にはじき返しますね。
パスの展開力がある
中盤の真ん中あるいは底でプレーする機会が多いマクトミネイは、パスの精度も当然求められてきますね。彼はチームのアタッカーへ繋ぐパスの質も安定しています。
決定機に直結するようなチャンスメイクが多いわけではありませんが、中長距離の浮き球も得意にしています。この配球力はボールを奪った時、特に大事になります。
彼自らボールを奪取して、そこから1本のパスで前線の味方までパスを繋げられると一気にカウンター攻撃へ持っていけますね。
↓奪う、散らす。
📦 Distribution
🔴 Passion
🔋 Work rateThat’s our @McTominay10 💪#MUFC #PL pic.twitter.com/DizyMaRVuJ
— Manchester United (@ManUtd) November 12, 2020
時には前へ出掛ける
基本的にはセントラルミッドフィルダーより後ろのポジションを務める機会が多いマクトミネイですが、前述のように攻撃的ミッドフィルダーも務められます。
そういった事情もあってか、頻度は低いものの一気にポジションを上げてエリア付近まで進出することがありますね。中盤でコンビを組む相棒にもよると思いますが。
ボールを奪ってそのまま上がったりと。足下のボールコントロールも一定以上のクオリティがあるようで、ドリブルで運ぶシーンは迫力がありますしミドルシュートも良いものがあります。
今回のまとめ
今回はマンチェスター・ユナイテッド所属で、スコットランド代表スコット・マクトミネイのプレースタイルなどを紹介しました。
2019-20はオーレ・グンナー・スールシャール監督のもと、ユナイテッドは非常に若いチーム構成になっています。その中でもマクトミネイは間違いなく存在感を発揮しています。
ベテランのネマニャ・マティッチをおさえるほどです。これが良い具合にチーム内競争を活性化して、ユナイテッドがトップ4に返り咲いていくとよいですね。期待しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!