この記事でわかること
今回はクロアチア代表フォワード、ミラン所属で背番号12番のアンテ・レビッチを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では生まれた年や出身地、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや利き足、身長のほかに得意なプレーや管理人の評価をコメント。
最後のまとめでは、プレースタイルのおさらいや今後への期待をひとことで書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/413531.html . https://www.transfermarkt.com/ante-rebic/profil/spieler/187587 )
A・レビッチの経歴
アンテ・レビッチ(Ante Rebic)は1993年の9月に、クロアチアのスプリトで生まれました。アドリア海に面した海沿いの街です。
レビッチは育成年代にNKイモツキやRNKスプリトでプレーしていました。2010/11にRNKスプリトでトップデビューを飾っています。その後2013/14にイタリアのフィオレンティーナへ移籍。
フィオレンティーナでは定着できずドイツのライプツィヒや、エラス・ヴェローナへの期限付き移籍を経験します。その流れで2016/17にフランクフルトへローン移籍しました。
これが良かったようでまずまず出場機会を得て、2017/18はDFBポカール優勝にも貢献します。2018/19はブンデスリーガ28試合で9得点をマーク。
2019/20にイタリアのミランへ期限付き移籍しました。目に見える数字として結果も残し、シーズン終了後にミランへ完全移籍。前年と2020/21はセリエAで11得点を記録しています。
クロアチア代表ではU-18から出場しています。A代表の主要大会は2014W杯から出場。2018W杯では代表の準優勝にも貢献しています。
A・レビッチのプレースタイル
屈強で技術もあるFW
そんなアンテ・レビッチのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職はサイドに張った左ウイングです。利き足は右。
ただ、中央のセンターフォワードにも頻繁に入りますから両方が本職とも言えるかもしれません。下がりめの攻撃的ミッドフィルダーに入ることもあるようです。
レビッチの身長は185センチです。ウイングとしては大柄ですし、センターフォワードとしてゴール前に張っていても存在感を放つことができるサイズがありますね。
彼の特徴に挙げられるのは、そのサイズと体格の良さだけでなくボールタッチの良さも持ち合わせている点です。強くて上手い貴重なフォワードと言えます。
左ウイングに入っている時は、利き足が右なのでカットインの仕掛けがメインになるでしょう。シザースや切り返しを交えたステップなど、切れ味の鋭いドリブルで相手を攪乱できます。
また、それだけテクニカルな部分を持ちつつも身長とガッチリした肩幅も兼ね備えています。たとえ中低速のドリブルでも肩でぶつかるだけでは易々とボールを取られない強さが魅力です。
加えてセンターフォワードとして1トップにも対応する選手です。サイドから仕掛けて良し、中央でボールの受け手になって良し、仕掛けて一度味方にパスし再び受けてフィニッシュして良しなんですね。
↓軽快なタッチと接触への強さ。
Three men swarm him, but @Eintracht‘s Ante Rebic escapes with a ball roll and a step over! 👏#UEL #SOTD | @UKEnterprise pic.twitter.com/iQzj6Rj3ja
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) April 18, 2019
↓この切れ味は相当なものがあります。
REBIĆ is back 👊
Last 4⃣ games…
⏰ 197 mins
⚽️ 3 goals
🅰️ 1 assist @eintracht_eng #UEL pic.twitter.com/khoZi6WNDD— UEFA Europa League (@EuropaLeague) October 10, 2018
ポストプレーでボールがおさまる
ウインガーとして活躍が見込めるレビッチは、ボールコントロールの上手さを生かしたドリブルが魅力です。しかし、最前線の中央においてもボールタッチの良さをプレーに反映させてくれます。
相手ディフェンダーを背負うポストプレーも強いので、簡単には潰されません。そのうえ足下も柔らかいので、ボールをしっかり自分のものにコントロールしてくれます。
またサイドにいても中央でも、パスの出し所を探すときに上手くボールキープしながらタメを作れる選手です。ボールを取られずに時間を作れるのは、味方が動く時間を作るうえで重要ですね。
ちなみに2020/21のリーグ戦では7アシストを記録。数字上は大したことなさそうですが、彼は怪我もあり27試合の出場でしたから、健康体なら2ケタのアシストを狙える選手ということになります。
↓見逃せないのが絶妙なファーストタッチの上手さ。
You won’t see many better passes than this one from Ante Rebic 🤯👌pic.twitter.com/t9rm1vZG77
— Goal (@goal) April 1, 2020
両足で起用にシュートを狙う
ボールを扱う技術に良さがあるレビッチは、やはりシュートのテクニックにも優れています。距離を問わずにゴールを脅かせる選手と言って良いでしょう。
中でも注目したいポイントが、右利きではありますが左足でのゴールも少なくないところです。そうなると左サイドから縦突破して、左足で振り抜いても相手からすると怖いですね。
もちろん利き足も器用なので、インサイドのワンタッチシュートなど合わせづらいシュートも上手く処理してくれるでしょう。ちなみに頭でのゴールはそれほど多くない模様。
↓わりと距離があっても狙えます。
🔴⚫ Buon compleanno ad Ante Rebić 🎂@acmilan | #UEL pic.twitter.com/HABaKLW3DL
— La UEFA (@UEFAcom_it) September 21, 2020
今回のまとめ
今回はクロアチア代表フォワード、ミラン所属で背番号12番のアンテ・レビッチのプレースタイルなどを紹介しました。
彼は身長と体格に加えてボールテクニックにも優れた選手で、サイドでも中央でも器用に仕事ができてシュートは左足でも上手とお分かりいただけたかと思います。
クロアチアの2018W杯での準優勝を経験したレビッチは、同国の次世代を担うタレントです。クラブチームでの活躍もそうですが、ナショナルチームでの仕事ぶりも見逃せませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!