この記事でわかること
今回はチェルシー所属でドイツ代表ミッドフィルダーの、カイ・ハヴァーツを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/647793.html . https://www.transfermarkt.com/kai-havertz/profil/spieler/309400)
K・ハヴァーツの経歴
カイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)は1999年の6月に、ドイツのアーヘンで生まれました。メディアによってはハヴェルツとも表記&呼称されるかも。
ハヴァーツは少年期、2003年からアレマニア・マリアドルフに所属しています。そこからアレマニア・アーヘンを経て、2010年にレヴァークーゼンへ移籍しました。
レヴァークーゼンでは2013/14からU-17の一員としてプレー。当時の彼は14~15歳ですから凄いことですね。2015/16にはU-17のユースリーグ26試合に出場して18得点を記録しています。
2016/17にレヴァークーゼンでトップデビュー。序盤はU-19でのプレーがメインでしたが、中盤からトップチームで出場を増やします。2018/19にはブンデスリーガ34試合で17ゴールと大活躍。
2020-21からイングランドのチェルシーへ移籍。英国サッカーの強度にどれほど早く適応できるかに注目が集まりますね。
ドイツ代表にはU-16から招集されています。A代表では2018年のネーションズリーグで最初のベンチ入り。EURO2022予選から出場もしています。
K・ハヴァーツのプレースタイル
最前線まで顔を出せるMF
そんなカイ・ハヴァーツのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は前めの攻撃的ミッドフィルダーです。利き足は左のレフティー。
中盤で言うと、よりサイドに張り出した右サイドハーフにも対応します。加えて前線のセンターフォワードやウイングに入ることもできます。これは監督が喜ぶ。
この幅広いポジション適性はハヴァーツの特徴のひとつでしょう。周りに生かされつつ自分も生きると言う意味では、T・ミュラーやA・グリーズマンが近いかもしれません。
ハヴァーツの身長は189センチです。細身に見えますがけっこうなサイズがあり、これも彼のプレーの選択肢を広げてくれていますね。
まず、ハヴァーツはポストプレーが得意です。前めの位置で後方からのロングボールを頭で味方に落とすことができます。高身長ならではですね。
さらに彼はヘディングだけでなく、足を使ってワンタッチで味方にボールを落とすのが上手です。長身ながら、足下の柔らかさがうかがえます。
センターフォワードで起用されている時もよく中盤に下りてきてポストプレーをしてくれるハヴァーツは、味方へのお膳立ても期待できます。
攻撃的ミッドフィルダー専業の選手ではありませんが、2017/18はリーグ戦で9アシストを記録しています。得点とアシストの両方でゴールに関与できる選手です。
↓器用な選手です。
👕 7 games
⚽ 7 goals@kaihavertz29 has hit a real purple patch lately 🌟 pic.twitter.com/fwEl7MnBT1— Bundesliga English (@Bundesliga_EN) June 20, 2020
ボールコントロールが巧み
ハヴァーツが足下のテクニックを披露してくれるのはワンタッチでのパスシーンだけにとどまりません。自分でボールをキープするのも上手な選手です。
相手選手が複数いる状況でも、繊細なボールタッチで避けながら進むことができます。ドリブル時の推進力も魅力のひとつでしょう。
爆速ドリブルでサイドを突破、という感じの選手ではないと思いますが、自分でボールを持ち運びつつタメを作り味方にボールをさばけるのは大きいですね。
スピードある抜け出しも
身長が大きくて技術力もあるハヴァーツですが、走りにも良さがあるプレーヤーです。スペースでボールを受けるのに十分なスプリント力があります。
相手ディフェンスラインと駆け引きをして背後をとるの良いですが、ハヴァーツは中盤に下りることも多い選手です。
得意なポストプレーで味方にボールを預け、自らスピードをつけて走りまたボールを受けてシュートするというパターンも彼らしいパターンですね。ワンツーパスは黄金パターン。
↓受け手としても優秀。
🔙 in #UCLfinal 2021 @ChelseaFC:
🇩🇪💪 @kaihavertz29 vs. #ManCity 🔥🔥🔥@ChelseaFC_Sp | #EURO2020-Motivation @DFB_Team pic.twitter.com/abYl70mFS3
— UEFA.com DE (@UEFAcom_de) June 19, 2021
↓得点パターンも多いです。
💫 Kai Havertz 💫
Leverkusen’s star man turns 21 today! 🥳 #HBD #UEL | @bayer04_en | @kaihavertz29 pic.twitter.com/Yf9CBdlMPo
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) June 11, 2020
今回のまとめ
今回はチェルシー所属でドイツ代表、カイ・ハヴァーツのプレースタイルなどを紹介しました。
ニュースターとして世界中から注目される存在のハヴァーツは、新天地にチェルシーを選びました。若手に重要なのは経験値でしょうから、どのくらい出場できるか注目です。
また、代表の方も近年元気がありませんから、ハヴァーツの躍動が必要になってきます。クラブチームでの新しい経験をドイツ代表に還元できると良いですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!