この記事でわかること
今回はリヴァプール所属で、元カメルーン代表ディフェンダーのジョエル・マティップを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417432.htmlhttps://www.transfermarkt.com/joel-matip/profil/spieler/82105 )
J・マティップの経歴
ジョエル・マティップ(Joel Matip)は1991年の8月に、ドイツのボーフムで生まれました。彼はドイツとカメルーンの二重国籍です。
マティップはSCヴァイトマールやVFLボーフムを経て、2000年からシャルケに加入しています。2007-08にはU-17カテゴリーでリーグ戦20試合に出場。
2009-10にシャルケでトップデビューしました。デビューシーズンからブンデスリーガで20試合に出場して3得点を記録するなど、若手としてはなかなかの活躍。
以降は2012-13にブンデスリーガ32試合、2015-16は同34試合に出場しておりチームの中心選手だったことがうかがえます。
2016-17にイングランドのリヴァプールへ移籍しました。1年目からプレミアリーグで29試合に出場するなど、英国サッカーにしっかりフィット。
以降も出場すれば安定したプレーを披露してくれています。2018-19チャンピオンズリーグでは優勝にも大きく貢献しました。
カメルーン代表ではアンダー世代での召集はありません。A代表の主要大会では、2010ワールドカップの日本戦で出場していました。
J・マティップのプレースタイル
大きいだけではないDF
そんなジョエル・マティップのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。本職は中央のセンターバックです。利き足は右。
かつては守備的ミッドフィルダーでのプレー経験もあり、そこに入ることも可能です。
マティップの身長は195センチです。これほど大きいディフェンダーはそう多くありません。加えて、一見すると細身に見えますが締まった良い体格をしています。
彼の特徴として挙げられるのは、やはり身体的な利点を生かした空中戦に対する無類の強さです。屈強なフィジカルを有するマティップに競り勝つのは簡単ではありません。
クロスボールに対する予測と準備もしっかりできていて、単純なクロスはほぼ跳ね返すことが可能です。自陣ゴール前でも相手のカウンターでも、起点を作らせません。
加えてマティップは長身のわりに決して鈍足ということはなく、まずまず動けるセンターバックです。前に飛び出してポストプレーヤーを潰すのも問題なし。
自陣の奥深くに出されたロングボールなども追いかけてクリアしますし、相手のフォワードと走り合いになってもそれほど苦戦しない大男なのです。
以上のことから、明らかに大柄なディフェンダーでありながらバランスの取れた守備を披露してくれる選手と言えるのではないでしょうか。
↓堅実な仕事人。
BIG. JOEL. MATIP. 😍
What a display against @ChelseaFC 🔥 pic.twitter.com/mKeNQ912aP
— Liverpool FC (@LFC) September 24, 2019
ケチをつけるなら
2017-18冬の移籍マーケットでファン・ダイクが加入するまでリヴァプールのディフェンス陣は失点が多く、あまり評判が良くありませんでした。
マティップはもちろん良い選手ですが、強いリーダーシップを持つディフェンダーの相棒としてピッチに立つ方がより生きるのかもしれませんね。
キックの精度が良い
マティップは大柄なわりに足下の技術にも持ち味があります。攻撃に際してビルドアップの起点になることができますね。チームの戦略を左右する重要なポイントです。
技術の部分に関しては中盤でプレー経験があることも要因なのかもしれませんね。フィードキックはもちろん、前線への縦パスも上手です。
味方の中盤が守備側に消されていても、そこを飛ばして前めの選手へボールを配球できるのは大きいです。
なかなかの得点力
また、当然のごとく味方のセットプレーでも相手の脅威になります。195センチの相手選手がゴール前に入ってくるのは誰だって嫌なものです。
特にシャルケ時代は毎シーズンのようにリーグ戦で3点ほど取っていましたから、ゴールに自分で絡める選手と言えるのではないでしょうか。
セットプレーでのマティップは要警戒で、味方からすると頼もしい限り。ファーサイドから折り返したりする変化をつけるのも彼なら容易かもしれません。
今回のまとめ
今回はリヴァプール所属で元カメルーン代表、ジョエル・マティップのプレースタイルなどを紹介しました。
2018-19にチャンピオンズリーグでリヴァプールは優勝を成し遂げました。ファン・ダイクとマティップのコンビも非常に良かったです。
2019-20のリヴァプールはチャンピオンズリーグ2連覇を目指していますから、マティップの攻守にわたる堅実な仕事ぶりにもより一層期待しましょう。
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