ウルヴァーハンプトン所属アダマ・トラオレのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回はウルヴァーハンプトン所属で、元U-21スペイン代表フォワードのアダマ・トラオレを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/492299.html . https://www.transfermarkt.com/adama-traore/profil/spieler/204103 )

A・トラオレの経歴

アダマ・トラオレ(Adama Traore)は1996年の1月に、スペインのルスピタレート・ダ・リュブラガートで生まれました。バルセロナの中にある街です。

トラオレは2004年からバルセロナのカンテラに所属していました。そのままカンテラーノとして成長していき、2013-14はバルサBでリーグ戦26試合に出場しています。

それだけでなく2013-14にバルサでトップデビューも果たし、公式戦2試合をトップチームの一員として戦っています。

↓まだデカくない頃のトラオレと、マッチョなトラオレ。

2015-16にイングランドのアストン・ビラへ移籍しました。2016-17にミドルズブラへ加入します。この移籍が良かったようで、1年目からプレミアリーグで27試合に出場。

2017-18は2部チャンピオンシップで34試合に出場して5得点を記録しました。イングランドの激しくて展開が早いサッカーにも適応しましたね。

2018-19にウルヴァーハンプトンへ移籍。当時のクラブ史上最高額で加入したトラオレは、1年目からプレミアリーグの29試合に出ています。

スペイン代表にはU-16から招集されています。U-21まで出場歴がありまして、プレーは独特ですがA代表に呼んでも面白そうです。

A・トラオレのプレースタイル

異様に速いマッチョなFW

そんなアダマ・トラオレのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職はサイドの右ウイングです。利き足は右

1列下がった位置の右サイドハーフなどにも入りますし、一応中央のセンターフォワードを務めることもあるようです。

トラオレの身長は178センチです。サイズは際立って大きくありませんが、一目でわかる筋骨隆々な体格を彼は有していますね。

このモリモリマッチョなフィジカル能力を存分に生かしたプレーが彼の持ち味です。なお、このラグビー選手のような体格は遺伝であり、トレーニングはさほどしていない模様。

攻撃面における対人の強さは異次元であり、いわば「わかっていても止められない」レベルです。基本的に利き足側の右サイドから縦に突破をはかります。

そもそもサイドバックなどのサイドの守備者はフィジカルに強いタイプは多くなく、そのままトラオレとマッチアップすると彼の独壇場になりがちです。

肩での接触にめっぽう強く、よほどのタックルでないと止まってくれません。なおかつ瞬発力があり走り合いも得意にしています。

そのため、静止状態から大きく蹴り出して対峙する相手を一瞬で振り切るパターンが多めですね。付いていくだけではトラオレの肩で弾き飛ばされますし。

バルサのカンテラーノということもありドリブルの技術もあるはずですが、そこが目立たないくらいパワーとスピードが先を行ってしまっています。

↓縦を分かっていてもクロスを上げられてしまう。

なかなかの得点関与数

前述のとおり、トラオレは右サイドから縦に突破することが多いです。そのため相手を外側から抜いて右足でクロスボールを蹴るパターンになります。

ふわっとした浮き球のクロスよりも高速で低いクロスを頻繁に繰り出しますね。味方選手に「入ってこい」というような強めのボールです。

これがかなり効果的でして2014-15はリーグ戦で14アシスト、2017-18はリーグ戦で10アシストを記録しています。立派な数字ですな。

彼自身の得点はさほど多めではありませんが、中央寄りでボールを受けて放つミドルシュートはパンチ力十分です。

彼に2~3試合に1点取るくらいの得点力が備わってしまったらそれこそアンストッパブルですね。

正確性が上がればなお良し

無敵のフィジカルと圧倒的なスピードがあるトラオレは非常に魅力的な選手です。ケチをつけるとすればキックの精度くらいでしょうか。

際立つほどの精度はまだないようで、弾道高めのボールは狙いから逸れることも少々あります。それもあって低くて速いクロスが多いのかもしれません。

まあ彼のフィジカルがあればエリアに肉薄できて、そもそも遠いところからクロスを上げる必要があまりないのでそこまで気にならないとは思います。

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今回のまとめ

今回はウルヴァーハンプトン所属で元U-21スペイン代表、アダマ・トラオレのプレースタイルなどを紹介しました。

フィジカルモンスター系のウインガーという珍しいタイプのトラオレは、プレミアリーグでも異彩を放っています。これからの飛躍にも注目が集まります。

各国のメガクラブも興味を示しているようですが、外野には気を取られずに彼なりのプレーを続けていってほしいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!