この記事でわかること
今回はアルゼンチン代表フォワード、セビージャ所属で背番号5番のルーカス・オカンポスを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/643834.html . https://www.transfermarkt.com/lucas-ocampos/profil/spieler/189441)
L・オカンポスの経歴
ルーカス・オカンポス(Lucas Ocampos)は1994年の7月に、アルゼンチンのキルメスで生まれました。首都ブエノスアイレスにある、海が近い街です。
オカンポスは育成年代にキルメスACでプレーしていて、そこからCAリーベル・プレートに移りました。リーベルではトップチームでも出番を貰っていたようですね。
2012/13にフランスのモナコへ移籍します。1年目からリーグ2で29試合に出場してリーグ1復帰に貢献。2013/14にはリーグ1で34試合に出場し、主力として活躍しました。
2014/15冬の移籍市場でマルセイユに加入。2016/17はイタリアのジェノアCFCやミランへ期限付き移籍し、2017/18にマルセイユへ復帰しています。この年はリーグ1で31試合に出場し9得点を記録。
2019/20にスペインのセビージャへ移籍。移籍金は1500万ユーロ。1年目から出場機会を得ると、ラ・リーガ33試合で14得点の活躍を見せます。ヨーロッパリーグでは優勝に貢献しました。
アルゼンチン代表にはU-17から出場しています。A代表の公式戦では2020年のワールドカップ予選から出番を得ているので、これからもコンスタントに出場して欲しいですね。
L・オカンポスのプレースタイル
両サイドで活躍する大型FW
そんなルーカス・オカンポスのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。基本的に左右のウイングに入ります。過去には中央や下がりめの位置もやっていたようですが。
彼の利き足は右ですが、両利き扱いのメディアもあります。なぜか左利きと記載しているメディアもありますが、PKを右足で蹴っているので左は無いでしょう。
オカンポスの身長は187センチです。ウイングが本職の選手としては貴重な長身選手で、センターフォワードも十分に張れそうなくらいですね。
彼の特徴に挙げられるのは、サイズがありつつスプリント力も持ち合わせている点です。大きいけど走れて、ドリブルを仕掛けられる選手です。
なおかつ左右どちらのサイドからでもドリブルの突破を試みます。身体が大きい分フィジカルも強くて、スピードとパワーを兼備した仕掛けは相手の脅威になるでしょう。
わりと強気に突破を試みる選手で、シザースや股抜きを織り交ぜながら接触プレーも嫌がらずに仕掛けていく印象があります。対人に強くないサイドバック相手なら、一方的にやっつけられますね。
また、長身なことからゴール前へのクロスボールにも果敢に飛び込んでいくことができます。小柄なウインガーが苦手な、フィジカルな肉弾戦からのゴールも狙えるのは大きいポイントですね。
↓ある意味、ウインガーとセンターフォワードの良いとこ取りでしょうか。
Signing of the season so far? 🔥@SevillaFC_ENG have found a diamond in @Locampos15! 💎 pic.twitter.com/keajEMGjm7
— LaLiga English (@LaLigaEN) October 17, 2019
↓上手さを見せる。
Nothing spicier than a hearty helping of @Locampos15 nutmeg 🥵🔥pic.twitter.com/pG2rMt1Ph9
— Olympique de Marseille 🇬🇧 🇺🇸 (@OM_English) December 18, 2020
パワーショットが強力
身体的な強みを生かしたドリブル突破が売りのオカンポスは、自ら積極的にシュートを打ちにいきます。得点は多くがエリア内からのもののようですね。
左サイドからの仕掛けなら右足インスイングに巻いたシュート、右サイドでもキーパーの眼前をかすめる弾丸シュートをよくお見舞いします。両サイドから強いシュートを放つ、良い意味で厄介な選手。
もちろん長身なのでヘディングも強いのは見逃せないです。ウイングが本職なのに珍しいタイプの選手ですね。ちなみにPKを蹴ることも少なくないです。
↓長身のウインガーは厄介。
⏰ ‘… Late drama!
Éver Banega 👉 Lucas Ocampos ⚽️
@SevillaFC | #UEL pic.twitter.com/3ASQTGQXgn— UEFA Europa League (@EuropaLeague) August 16, 2020
時には味方をお膳立て
オカンポスは突破が強力なウインガーですが、ゴール前にクロスボールを送るクロッサータイプというよりは得点を取りにいくウインガーと言って良いと思います。
そのためシュートへの意識が強いです。ただ、独善的という感じではなく、無理な時は味方にボールを預けてくれます。アシストは際立って多くはないようです。
とはいえ2018/19にはリーグ戦で8アシストを記録してますから、監督のリクエストによってプレーを選んでいるのかもしれませんね。
↓力強い突破からの折り返し。
January signing Youssef En-Nesyri has 2 goals in 3 UEL outings for Sevilla this season ⚽️⚽️@SevillaFC_ENG | #UEL pic.twitter.com/hFpZkm8Xzv
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) August 11, 2020
今回のまとめ
今回はアルゼンチン代表フォワード、セビージャ所属で背番号5番のルーカス・オカンポスのプレースタイルなどを紹介しました。
アルゼンチン代表としてプレーが増えてきたオカンポスには、A・ディ・マリアやS・アグエロに替わる次世代のアタッカーとして期待が寄せられます。国際大会で活躍して欲しいですね。
セビージャでは加入1年目の2019/20から活躍してくれましたから、継続的な良いパフォーマンスも楽しみです。ヨーロッパのカップ戦でも頑張ってもらいましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!