この記事でわかること
今回はスペイン代表ミッドフィルダー、レアル・マドリード所属で背番号19番のダニ・セバージョスを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/503619.html . https://www.transfermarkt.com/dani-ceballos/profil/spieler/319745 )
D・セバージョスの経歴
ダニ・セバージョス(Dani Ceballos)は1996年の8月に、スペインのウトレラで生まれました。同国南部のセビージャにある街です。
セバージョスは育成年代に複数のユースチームを渡り歩いてきました。セビージャFCやUDウトレラときて、最終的にセバージョスはレアル・ベティスに落ち着きます。
2013/14にベティスでトップデビュー。2014/15にはラ・リーガの33試合に出場し5得点を記録する活躍を見せました。2015/16も同34試合に出場しています。
2017/18からレアル・マドリードに加入。移籍金は1650万ユーロ。ただ1年目はラ・リーガで12試合の出場にとどまり、その後も監督交代のゴタゴタがあり大きなインパクトは残せませんでした。
2019/20にイングランドのアーセナルへローン移籍します。将来性を見越してか買取オプションはなし。セバージョスもマドリーには自身を売却してほしくないと言及しています。
スペイン代表にはU-19から召集。2019年のU-21欧州選手権では優勝も果たしています。A代表でも2018年のUEFAネーションズリーグから出場していますね。
D・セバージョスのプレースタイル
ボールタッチに秀でたMF
そんなダニ・セバージョスのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。中央のセントラルミッドフィルダーがメインです。利き足は右。
より前めの攻撃的ミッドフィルダーや、左サイドハーフにも入ります。中寄りでプレーしたがる選手なので、左サイドなら右足でもプレーしやすいですね。
セバージョスの身長は179センチ。サイズはありますが、なにぶん細身でディ・マリアみたいな体型ですね。接触プレーにはさほど強くないと思います。
ただ、接触プレーを避けながらボールをコントロールできるテクニックがセバージョスにはあります。それが彼のセールスポイントですね。
足下の技術に優れているセバージョスは、ボールコントロールが巧みで顔を上げながらでもプレーができます。視野の広さに繋がっていますね。
相手ディフェンダーの出方を見てボールを細かく動かし、ダブルタッチなどの華麗なプレーでかわすこともあります。スペイン人らしいテクニシャンです。
そういった技巧を駆使して、ひとりでも相手ディフェンダーを剥がすことがあります。ドリブルしていてもスピードが落ちず、前への推進力もありますね。
また、ボールを相手選手に奪われず持ち続けられるので、相手を抜けなくてもタメを作って味方にパスを通すことができます。ドリブルで逃げながら一瞬の隙に縦パスを入れたり。
↓上手くターンして相手をかわします。
One to watch? 🤔
🇪🇸 Former Betis starlet Dani Ceballos could feature tonight at the Estadio Benito Villamarín. 👌#NationsLeague pic.twitter.com/RmWZPUMnq6
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) October 15, 2018
パスの展開力に長ける
セバージョスは視野が広いため味方の動きを見ていますし、キックの精度も高いためミス少なく攻撃を繋ぐことができます。
基本的には球足が長いロングボールに上手さが見えます。セントラルミッドフィルダーに必要な能力ですので大切なポイントですね。
時には決定機に繋がるパスも出せる選手なので、個人で違いを生み出して周りを使うのが得意な選手と言えるのではないでしょうか。鋭い縦パスも持ち味のひとつです。
↓効果的にサイドバックの上がりを使っています。
The vision from Ceballos here = 🔥🔥🔥
⚽️ @paco93alcacer #EURO2020 | @SeFutbol pic.twitter.com/LkLLKqrLU5
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) September 8, 2019
ミドルシュートが強烈
セバージョスは基本的に攻撃的な思考のミッドフィルダーなので、スペースがあれば自分でシュートに持ち込むことも少なくありません。
エリア外からでも鋭いミドルシュートを打ち込むことができるうえ、無回転で不規則に変化するボールを繰り出すこともできます。
その上、パスもそうですがキックの精度自体が高いのでけっこうな確率で枠内に飛ばしてきます。無回転のシュートはキーパーも弾きづらいですから、思わぬチャンスも生まれそうですね。
↓Golazo.
2019 #U21EURO 🏆
2015 #U19EURO 🏆🇪🇸 #HBD, Dani Ceballos 🎈@SeFutbol | @DaniCeballos46 pic.twitter.com/vgn5TjQB37
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) August 7, 2020
今回のまとめ
今回はスペイン代表ミッドフィルダー、レアル・マドリード所属で背番号19番のダニ・セバージョスのプレースタイルなどを紹介しました。
2019/20開幕前はレアル・マドリードで居場所がなく、アーセナルへ来たセバージョス。プレミアリーグで磨かれてタフになっていることが望まれます。
スペイン代表でもいずれ主軸になっていく逸材でしょうから、戻ってきたマドリーでも主役を張れるように頑張って欲しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!