この記事でわかること
今回はリヴァプール所属でブラジル代表ミッドフィルダーの、ファビーニョを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/502144.html . https://www.transfermarkt.com/fabinho/profil/spieler/225693 )
ファビーニョの経歴
ファビーニョ(Fabinho)は1993年の10月に、ブラジルのカンピナスで生まれました。サンパウロの少し北にある街です。
ファビーニョはかつてフルミネンセのユースに所属していて、2012/13にポルトガルのリオ・アヴェFCへ移籍します。ところが当チームでの試合出場はなかったようです。
というのも、加入後すぐにスペインのレアル・マドリードへ期限付き移籍したからです。2012/13はBチーム相当のカスティージャでリーグ戦30試合に出場。
2013/14からフランスのモナコへ加入。これもマドリーと同じく2年間ローンでの加入でした。2014/15にリーグ1で36試合に出場するとシーズン終了後にモナコへの完全移籍が決定します。
2018/19にイングランドのリヴァプールへ移籍しました。当初は少し適応に苦労しましたが、プレミアの空気に馴染むとモナコで見せたような存在感を発揮します。
ブラジル代表にはU-20から招集されていて、A代表ではコパ・アメリカ2015と2016でベンチ入りを果たしています。
ファビーニョのプレースタイル
読みの良い守備が光る大型MF
そんなファビーニョのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。基本的には守備的ミッドフィルダーに入ります。利き足は右。
加えて最終ラインのセンターバックに入ることもできますし、かつては右サイドバックでプレーしたこともあります。監督としても融通が利いて嬉しいですね。
ファビーニョの身長は188センチです。サイズは守備的な位置でも実用十分で、細身に見えますが当たり負けしない強さも備えています。
この体格を生かしたディフェンス能力がファビーニョの特徴です。中盤で相手のボールホルダーを捕まえてくれます。エアバトルにも強い。
やはり強さと長い脚を生かしたボール奪取が良いですね。力強いショルダーチャージもそうですし、スライディングも見ごたえがあります。
なおかつ、サイドバックができるスピードがあるので守備範囲も広い選手です。自陣深くへのボールやサイドの奥までカバーできるのは大きいでしょう。
また、相手の動きへの予測が良いためインターセプトも多いです。相手選手がパスする前に動き出す嗅覚のようなものがあります。
↓動ける大男。
😱 Incredible last-ditch clearance by Fabinho! @LFC | #MondayMotivation | #UCL pic.twitter.com/PFmrorjOEW
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) October 26, 2020
強さのあるボールキープが得意
ファビーニョは中盤より後ろで相手を潰す役割をする選手ですが、足下の上手さも備えています。簡単には相手にボールを取られません。
ボールコントロールが巧みなファビーニョは相手に寄せられても細かくボールを動かしてかわすことができますし、大きい身体で相手をブロックするのも得意ですね。
ボールを奪った後に奪い返されることが少ないですし攻撃時のボール回しでも安定したプレーを約束してくれますから、ファビーニョがアンカーにいると安心できますね。
また、味方の遅攻の際には良い意味で中途半端なポジションを取り、フリーでボールを受けられる場所を探すのも上手です。パス交換がスムーズになりますな。
↓この辺はブラジル人っぽい。
Fabinho showing off his Brazilian flair 🤩pic.twitter.com/GEYXzw3czE
— Goal (@goal) December 18, 2020
パスの展開力に優れる
ファビーニョはボールのコントロールだけでなくキックの精度も安定したものを持っています。速攻でも遅い攻撃でも配球が大事ですからチームは助かります。
得点のアシストなどは決して多くはないと思いますが、繋ぎのショートパスだけでなくサイドチェンジの浮き球もしっかり通してくれます。
また基本的には低い位置を保つファビーニョですがカウンター攻撃の時などは高い位置をとることもあり、時折見せるミドルシュートは鋭いですね。
STRIIIIIIIIIIIKE 🤩
What a hit, @_fabinhotavares 😱 pic.twitter.com/xS6Vd0owBe
— Liverpool FC (@LFC) November 10, 2019
↓タックルに配球に大活躍。
🔴 Fabinho at Anfield 💪#UCL | @LFC pic.twitter.com/QeZqD9jnsS
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) April 15, 2019
今回のまとめ
今回はリヴァプール所属でブラジル代表、ファビーニョのプレースタイルなどを紹介しました。
2018-19からリヴァプールに加入して定位置をつかんでいるファビーニョは、1年目からチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げました。以降も活躍が大いに期待される選手です。
ブラジル代表の中盤もタレントが多いですが、ファビーニョにも出場機会をつかんでセレソンの躍進を支えてほしいですね。
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