この記事でわかること
今回はマンチェスター・ユナイテッド所属でフランス代表ミッドフィルダーの、ポール・ポグバを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417909.html . https://www.transfermarkt.com/paul-pogba/profil/spieler/122153 )
P・ポグバの経歴
ポール・ポグバ(Paul Pogba)は1993年の3月に、フランスのラニー=シュル=マルヌで生まれました。パリからちょっとの距離で真東にある街です。
ポグバは複数のユースクラブを渡り歩いています。USロワシー=アン=ブ、USトルシー、ACル・アーブルと来て2009年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍しました。
その後トップチームでの出場もありましたが、2012/13にイタリアのユヴェントスへ移籍。2013/14はセリエAで36試合に出場し、2015/16には同35試合に出場して8ゴールを挙げました。
2016/17にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍します。復帰に際して1億500万ユーロという超高額の移籍金がかかりました。
1年目からプレミアリーグ30試合に出場してユナイテッドの主力として活躍します。近年のユナイテッドは獲得タイトルが少ないので、ポグバの牽引に期待したいですね。
フランス代表にはU-16から継続的にして召集されています。A代表には2014ワールドカップから出場。2018W杯は決勝でもゴールを決めて優勝に大きく貢献しました。
P・ポグバのプレースタイル
ドリブルの推進力がある長身MF
そんなポール・ポグバのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は中央のセントラルミッドフィルダーです。利き足は右ですが両足とも器用です。
中央であれば守備的な位置も攻撃的な位置でもプレー可能ですが、2018W杯のフランス代表では守備的ミッドフィルダーでの起用だったのでこちらが良いのかも。
ポグバの身長は191センチです。けっこうな大柄で当然フィジカルな強さがありますが、彼は同じくらい技術的な部分に強みを持っています。
彼の特徴に挙げられるのは、その優れたボールコントロール能力です。長い脚を巧みに操って細かくボールを動かしていきます。
彼は中盤の選手なので守備陣からボールを引き取って前線に繋ぐわけですが、ダブルタッチなどの足技を織り交ぜて相手のプレッシャーをものともせず進むことができますね。
その見るも華麗な足さばきに加え、フィジカルコンタクトに強い体格も彼は備えています。デカい、強い、上手い、そんなイメージでしょうか。
↓こんな感じ。
Paul Pogba doing @paulpogba things… 🤩
#UEL | #MondayMotivation pic.twitter.com/Z5re78jbGc— UEFA Europa League (@EuropaLeague) June 22, 2020
↓気が付くとゴール前に進出。
Paul Pogba at his best 💪pic.twitter.com/bbpVP0zoFD
— Goal (@goal) December 19, 2020
パスの展開力がある
ボールを足下でおさめるだけでなく、ポグバはパスセンスも非常に良いものを持っています。中盤の選手ですから大事なポイントです。
浮き球で送る中長距離のパスの精度が高く、遠めから前線の味方にロングパスを蹴る時もちょうど良い所にボールを落としてきます。
さらにはセントラルミッドフィルダーの選手としてはアシストも多めです。2013/14はリーグ戦で11アシスト、2017/18は10アシストを記録しています。
近場の味方にはチップキックでチャンスメイクすることもあります。こういうところにも彼の繊細なボールタッチが見て取れますね。
↓シュートも良いんですが、背後への配球も見事です。
Throwback to this Paul Pogba strike 💥pic.twitter.com/7kdC4ZflE5
— Goal (@goal) February 16, 2020
↓クリエイティブなアシスト。
🇫🇷 Pogba + Griezmann = 🔥🔥🔥#EURO2020 @FrenchTeam pic.twitter.com/bqRVpTUUHG
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) March 26, 2019
シュートレンジが広い
ポグバはパスが上手なだけあって、シュートも高精度なものを打ち込んできます。ただ、彼のは精度が良いだけでなくシュートパワーもかなりあります。
ペナルティエリアまでけっこう距離がある場所からでも、相手の寄せが甘いと強烈なシュートを浴びせてくる選手です。寄せないとパスにシュートにドリブルに、大変です。
また、彼は積極的に高い位置をとることも少なくないです。セントラルミッドフィルダーとはいえ、スキがあるとエリア内まで入ってきますから気を抜けない選手です。
↓右足一閃。
Pogba finds the top corner 🎯🔥#OTD | #UEL pic.twitter.com/uFxeKpWo0d
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) October 20, 2020
↓上手い足技に強烈なシュート。
POGBOOM! 💥
Paul Pogba 👏👏👏#UCL @ManUtd @paulpogba pic.twitter.com/ekcfmtYkIP
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) September 24, 2018
精神面の成熟度は微妙
ポグバは能力的に非常に優れている選手ですが、メンタルコントロールは上手でないかもしれませんね。プレーに活気が感じられないことがあります。
守備への献身性もいまひとつ一貫性がなく、やる気に満ち溢れていることがあればそうでない日もあったり。その辺の安定感があると間違いなく世界最高レベルの選手でしょう。
今回のまとめ
今回はマンチェスター・ユナイテッド所属でフランス代表、ポール・ポグバのプレースタイルなどを紹介しました。
2019/20開幕前にH・マグワイアやA・ワン=ビサカなどを補強したユナイテッドは、近年の停滞ぶりからは少しずつ回復してきたように思います。
怪我や曲者代理人により充実していなかった時期もありましたが、ポグバには心身ともに健康でいてもらいユナイテッドの復調に貢献してほしいですね。期待しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!